あ【亜】
日本の詩雑誌。大正13年(1924)11月、安西冬衛、北川冬彦、滝口武士らが中心となり中国の大連で創刊。短詩、新散文詩の試みなど、昭和初期の日本のモダニズム詩の発展につながる実験的作品の発表の場...
あい‐しょう【相性/合(い)性】
1 男女の生まれを暦の干支(えと)や九星などに当てて相生(そうせい)・相克を知り、二人の縁を定めること。中国の五行(ごぎょう)思想から出た考え方。→五行 2 互いの性格・調子などの合い方。「上司...
アイデア‐パッド【IdeaPad】
中国のレノボ社が製造・販売するノートパソコンのブランド名。米国IBM社から継承したThinkPadシリーズがビジネス向けのブランドであるのに対し、一般消費者向けのブランドとして位置づけられている。
アイ‐ビー‐エム【IBM】
《International Business Machines Corporation》米国のコンピューターメーカー。汎用機、サーバーなどのハードウエアおよびソフトウエアの大手メーカー。191...
アインシュタイン‐プローブ【Einstein Probe】
中国のX線天文衛星。中国科学院・欧州宇宙機関(ESA)・ドイツのマックスプランク地球外物理学研究所が共同で開発。広視野X線望遠鏡と、それが捉えた短時間の現象を特定しクローズアップすることが可能な...
字
1〔昔の中国の〕a name received upon reaching adulthood2⇒ペンネーム3⇒つうしょう(通称),あだな(渾名)
一国二制度(の方式)
the ‘one country, two systems’ formula [policy][参考]中国の香港などに対する政策。
漢
〔中国の古代王朝〕the Han (dynasty)西[前]漢the Western [Former] Han (dynasty)東[後]漢the Eastern [Later] Han (dy...
食い込む
1⇒くいいる(食い入る)2〔他の領域に入る〕encroach ((upon));make inroads ((into, on))相手の選挙地盤に食い込むencroach upon the co...
元
1〔中国の朝廷〕the Yuan [Mongol] (dynasty)2〔中国の通貨の単位〕a yuan3〔代数方程式の未知数〕the unknown value in an algebraic...
けねん【懸念】
[共通する意味] ★気にかかって、心が落ち着かないこと。[使い方]〔懸念〕スル▽登山者の安否が懸念されている▽懸念を抱く〔恐れ〕▽長雨で山崩れの恐れがある〔憂慮〕スル▽憂慮すべき状態▽現状は憂慮...
らいれき【来歴】
[共通する意味] ★物事の起こりから現在に至るまでの次第。[英] the origin; the history[使い方]〔いわれ〕▽いわれ因縁(=物事の起こったもと)〔由緒〕▽由緒正しい家柄の...
せともの【瀬戸物】
[共通する意味] ★土をこね、形作ってから窯(かま)に入れて堅く焼き上げた器。[英] porcelain; china[使い方]〔瀬戸物〕▽瀬戸物の食器〔磁器〕▽薄手の磁器のカップ〔陶器〕▽素朴...
きゆう【杞憂】
[共通する意味] ★気にかかって、心が落ち着かないこと。[使い方]〔懸念〕スル▽登山者の安否が懸念されている▽懸念を抱く〔恐れ〕▽長雨で山崩れの恐れがある〔憂慮〕スル▽憂慮すべき状態▽現状は憂慮...
せいしゅん【青春】
[意味] 人生の、春にたとえられる、若くて生気にあふれる時代。比喩(ひゆ)的にも用いる。[英] youth[使い方]〔青春〕▽悩み多き青春▽青春を謳歌(おうか)する▽青春のシンボル(=にきびのこ...
いばんじゅうてき【夷蛮戎狄】
中国の周辺部の異民族の総称。四方のえびす。「東夷とうい、西戎せいじゅう、南蛮なんばん、北狄ほくてき」を略したもので、四方それぞれの方角の異民族の名称。▽漢民族が異民族を卑しんで用いた語。
いへんさんぜつ【韋編三絶】
何度も繰り返し、熱心に本を読むことのたとえ。また、学問に熱心なことのたとえ。▽「韋編」は文字を書いた木札(木簡という)や竹の札(竹簡という)を皮のひもで綴つづった古代中国の書物。「三絶」は三度断ち切れる意。また、何度も断ち切れる意。「三」は三度の意と数の多いことを表す場合とがある。「韋編いへん三みたび絶たつ」と訓読する。
いんかんふえん【殷鑑不遠】
身近な失敗例を自分の戒めとせよというたとえ。また、自分の戒めとなるものは、近くにあることのたとえ。▽「殷」は古代中国の国の名。「鑑」は鏡で、手本の意。中国の古代王朝は夏(商ともいう)から始まり、殷、周と続く。殷王朝の戒めとなるよい見本は遠くに求めなくても、すぐ前代の夏王朝の暴政による滅亡があるという意。戒めとなる失敗の前例は遠くに求めずとも、身近にあるからこれを戒めとせよということ。一般に「殷鑑いんかん遠とおからず」と訓読を用いる。
うとそうそう【烏兎匆匆】
歳月のあわただしく過ぎ去るたとえ。▽「烏兎」は歳月・月日の意。太陽には三本足のからすが棲すんでおり、月にはうさぎが棲んでいるという古代中国の伝説による。「匆匆」は急ぐさま、あわただしいさま。「匆匆」は「怱怱」とも書く。
えきせいかくめい【易姓革命】
王朝の交代のこと。天子の徳がなくなれば天命が別の姓の天子に改まり変わるという中国の政治思想。▽昔の中国では、天子は天命によって決まると信じられ、天子にその徳がなくなれば天命は他の人に代わり下ると信じられており、また一王朝は同じ血統(姓)で続いていくが、王朝交代の際には王室の姓が変わることからいう。「姓せいを易かえ命めいを革あらたむ」という意。
あおき‐まさる【青木正児】
[1887〜1964]中国文学者。山口の生まれ。東北大・京大などで中国文学を講じ、中国の文学・戯曲・書画・飲食・風俗などに関する論考を残す。著書に「支那文学思想史」「支那近世戯曲史」「中華名物考...
アクダ【阿骨打】
[1068〜1123]中国の金の初代皇帝。在位1115〜1123。完顔(ワンヤン)部の首長として女真(じょしん)族を統一。のち中国北部を平定。1115年、都を会寧に定め、国号を大金国とし、自ら皇...
あんざい‐あつこ【安西篤子】
[1927〜 ]小説家。兵庫の生まれ。中国の知識を生かし、歴史物で筆をふるう。「張少子(チャンシャオツ)の話」で直木賞受賞。神奈川県教育委員会委員、神奈川近代文学館館長を歴任。他に「千姫微笑」「...
いく‐たつふ【郁達夫】
[1896〜1945]中国の小説家。浙江(せっこう)省富陽の生まれ。東大留学中に郭沫若(かくまつじゃく)らと創造社を結成。「沈淪(ちんりん)」は中国初の口語小説集。他に「過去」など。第二次大戦終...
いとう‐じゃくちゅう【伊藤若冲】
[1716〜1800]江戸中期の画家。京都の人。名は汝鈞(じょきん)、字(あざな)は景和。若冲のほか、斗米庵の号がある。初め狩野派・光琳派および中国の名画に学び、写実的描写と特異な形態・色彩感覚...