アングラ‐ド‐エロイズモ【Angra do Heroísmo】
ポルトガル領アゾレス諸島のテルセイラ島の町。20世紀半ばまで同諸島の首府が置かれた。天然の良港に恵まれ、16世紀より帆船時代が終わる19世紀末まで航海の中継地として発展。レデントール‐デ‐セ大聖...
アンコール‐ワット【Angkor Wat】
《「寺院町」の意》カンボジア北部、アンコールにある石造寺院遺跡。12世紀初め、クメール王朝スールヤバルマン2世の治下に建立。南北1300メートル、東西1500メートルの環濠(かんごう)に囲まれ、...
アンジュアン‐とう【アンジュアン島】
《Anjouan》コモロ諸島東部の島。1975年、グランドコモロ島、モヘリ島とともにコモロ共和国としてフランスから独立したが、再び分離を求める動きがある。中心地は北西岸の港町ムツァムドゥ。16世...
あんじょうけのきょうだい【安城家の兄弟】
里見弴の長編小説。昭和2年(1927)から昭和5年(1930)にかけて複数の雑誌に発表、昭和6年(1931)刊。著者自身をモデルとした作品群「昌造もの」の一つで、兄の有島武郎が大正12年(192...
アンスリウム【anthurium】
サトイモ科アンスリウム属の常緑、多年生の植物の総称。メキシコ・コロンビアを中心に600種以上が知られる。観葉植物として葉や仏炎苞(ぶつえんほう)を観賞する。
あんせい‐えどじしん【安政江戸地震】
安政2年(1855)10月2日に関東地方南部で発生した大地震。安政年間に日本全国で発生した十数回におよぶ安政の大地震のうち、江戸を中心に最も被害が大きかったことで知られる。関東平野直下の地殻内で...
あんせい‐の‐おおじしん【安政の大地震】
江戸時代の安政年間に日本全国で発生した13回に及ぶ地震。特に安政2年(1855)10月2日に江戸を中心として発生した安政江戸地震は最も被害が大きく、死者は7000人に及んだといわれる。
アンタナナリボ【Antananarivo】
マダガスカル共和国の首都。マダガスカル島の中央部の高原上にあり、商工業・交通の中心地。旧称タナナリブ。同国を初めて統一したメリナ朝の都が18世紀末に北西郊のアンブヒマンガから同地に移され、フラン...
アンティオキア【(ラテン)Antiochia】
トルコ南部の小都市アンタキヤの古称。前300年ごろ古代シリア王国のセレウコス1世が首都として建設。のちエルサレムに次ぐ初代キリスト教会の中心地。
アンドラ‐プラデシュ【Andhra Pradesh】
インド南東部にある州。ベンガル湾に面し稲作が盛ん。近年は内陸部の州都ハイデラバードを中心にIT産業が発展している。公用語はドラビダ系のテルグ語。