つめたい‐かくゆうごう【冷たい核融合】
自然界には存在しない超アクチノイド元素を合成する手法の一。重イオンビームの衝突によって生成される複合核の励起エネルギーが、比較的小さい核融合反応をさす。複合核からは中性子が1個放出され、目的とす...
ティー‐ジー【TG】
《triglyceride》トリグリセリド。中性脂肪。体内の主な脂肪。グリセリンと3個の脂肪酸からなる。
ていじつ‐しょくぶつ【定日植物】
日照時間の長さがある範囲になると花をつける植物。サトウキビが知られる。→中性植物 →長日植物 →短日植物
ていそく‐ちゅうせいし【低速中性子】
エネルギーが約100電子ボルト以下の中性子。加速器中性子源や研究用原子炉で発生させることができ、中性子の散乱や回折による原子構造の解析や非破壊検査などに利用される。媒質中の分子と熱平衡に達し、0...
てんかん‐ろ【転換炉】
ウラン238などが中性子を吸収し、プルトニウム239などの核分裂性物質に転換される原子炉。
てんま
昭和58年(1983)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-B(アストロビー)の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA(ジャクサ))が「はくちょう」の後継として開発。名称は天馬(ペガソス)に由来...
ディラック‐りゅうし【ディラック粒子】
相対論的量子力学の枠組みで定式化されたディラックの方程式に従う粒子。スピン1/2のフェルミ粒子をさし、電子・μ粒子・陽子・中性子などが含まれる。特殊な条件下において、物質中で形式的に質量が零の粒...
でんし‐ニュートリノ【電子ニュートリノ】
3種類あるニュートリノのうちの一。弱い相互作用に関与し、電子と対になって現れる。β崩壊においては、中性子が電子と反電子ニュートリノを放出して陽子となるか、または陽子が陽電子と電子ニュートリノを放...
でんし‐ほかく【電子捕獲】
1 原子核の放射性崩壊の一。核内の陽子が軌道電子を吸収して中性子となり、同時にニュートリノを放出する現象。β崩壊と同じく弱い相互作用によって生じる。1935年に湯川秀樹と坂田昌一が提唱し、193...
でんぱ‐てんたい【電波天体】
強い電波を放射している天体の総称。1970年代初頭以前には電波星またはラジオ星と呼ばれていた。電波望遠鏡で観測される主な電波源として、銀河系内の散光星雲、超新星残骸、星形成領域、パルサーのほか、...