あい‐なか【相中/相仲】
1 物と物との間。中間。「いつ迄人と馬の—に寝ていたかわれは知らぬ」〈漱石・草枕〉 2 気の合っている仲。「お父様とお母様と己との—をつつき」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
足元(あしもと)の明(あか)るい中(うち)
《日が暮れて足元が見えなくならないうち、の意から》自分が不利な状態にならないうち。「—に手を引きなさい」
あとおい‐しんじゅう【跡追い心中】
死んだ恋人や夫または妻を慕って自殺すること。
アル‐ちゅう【アル中】
「アルコール中毒」の略。
あん‐ちゅう【暗中】
暗がり。やみの中。「益々疑惑を生じて、恰(あたか)も—を行くが如し」〈織田訳・花柳春話〉
あんなか【安中】
群馬県南西部の市。近世は板倉氏の城下町。中山道の宿駅として発展。旧街道の杉並木は天然記念物。新島襄(にいじまじょう)の出身地。磯部温泉がある。平成18年(2006)3月、松井田町と合併。人口6....
いくたましんじゅう【生玉心中】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。正徳5年(1715)大坂竹本座初演。遊女おさがと茶碗屋嘉平次の生玉神社での情死事件を脚色したもの。
いそ‐もなか【磯最中】
皮を貝殻の形に焼き、中に羊羹(ようかん)またはあんを入れたもなか。
いちにち‐じゅう【一日中】
朝から晩まで。まる一日。終日。「今日は—家にいた」
い‐ちゅう【意中】
心の中に思っていること。心の中。「—を明かす」