うちわ‐だいこ【団扇太鼓】
一枚革を丸く張り、柄をつけて団扇の形にこしらえた太鼓。日蓮宗で題目を唱えるときにたたく。
う・つ【撃つ/射つ】
[動タ五(四)]《「打つ」と同語源》弾丸・矢などを発射する。「拳銃で—・つ」「標的を—・つ」 [可能]うてる
うつお‐ぶね【空舟】
大木をくり抜いて造った舟。丸木舟。うつろぶね。「—にいれて流されけるとぞ聞こえし」〈平家・四〉
うつのみや‐そうどう【宇都宮騒動】
元和8年(1622)宇都宮城主本多正純(ほんだまさずみ)が、幕府の許可なく本丸の石垣を修築したことなどを理由に領地を没収された事件。徳川秀忠殺害を企てた宇都宮城内の釣り天井が発覚したためというう...
うつのや‐とうげ【宇津ノ谷峠】
静岡市、宇津の山の峠。東海道の丸子(まりこ)と岡部宿との間に位置し、難所として知られた。伊勢物語や黙阿弥の「蔦紅葉(つたもみじ)宇都谷峠」で有名。
うねり
1 緩く曲がりくねること。「—を打つ」 2 大きく起伏する海の波。波長が長く、波の山が丸い波。低気圧や台風のときに発生。「—が高くなる」 [補説]「時代のうねり」などのように比喩的にも用いる。
うねり‐ぐし【うねり串】
魚を丸焼きにする際、魚をうねらせた形にして串を刺すこと。
うば‐たま【烏羽玉】
1 ヒオウギの実。丸くて黒い。ぬばたま。 2 和菓子の名。求肥(ぎゅうひ)であんを包み、白砂糖をまぶしたもの。 3 サボテン科の植物ペヨーテのこと。
う‐ひ【雨飛】
雨が風に吹かれて激しく降ること。また、そのように、激しく物の飛んでくること。「弾丸—の中をのろくさと歩き」〈火野・麦と兵隊〉
うみ‐すずめ【海雀】
1 チドリ目ウミスズメ科の海鳥。全長約25センチ。体は丸みを帯び背面は青灰色、腹は白い。北太平洋に分布。日本では冬鳥として各地の海上でみられ、北日本で繁殖するものもある。翼を使って潜水し、魚など...