まだら‐ちょう【斑蝶】
鱗翅(りんし)目マダラチョウ科の昆虫の総称。中形から大形で、翅(はね)は丸みを帯び、さまざまな斑紋があり、後ろ翅には突起がない。アサギマダラ・オオゴマダラなど。
まちいり‐のう【町入能】
江戸時代、将軍宣下・婚礼・誕生などの重大な祝い事の際の式能に、江戸の町人の陪観を許したもの。江戸城本丸大書院の南庭で、式能の1日目に二交代で五千余人に見せた。
マチン【馬銭】
《(中国語)》マチン科の常緑高木。葉は卵形でつやがある。緑白色の花が枝の先に集まって咲く。実は丸く、黄橙色に熟し、種子に猛毒アルカロイドのストリキニーネを含む。インド・ミャンマー・タイなどに分布...
まつおうまる【松王丸】
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の登場人物。梅王丸の弟、桜丸の兄で、藤原時平の舎人(とねり)。菅丞相(かんしょうじょう)(菅原道真)への報恩のため、その子秀才の身代わりに自分の子の小太郎を差し出す。
まつ‐ぐみ【松茱萸/松胡頽子】
オオバヤドリギ科の半寄生性の常緑低木。アカマツ・モミなどの枝に寄生。葉は革質で細く小さい。7月ごろ、深紅色の花をつけ、実は丸く、翌春に赤く熟し、グミに似る。
睫(まつげ)を濡(ぬ)ら・す
だまされないように用心する。眉(まゆ)に唾(つば)をつける。「狐や化かしぬと—・して居たりけり」〈浄・蝉丸〉
まつば‐がに【松葉蟹】
1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。 2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地...
まつ‐ぶさ【松房】
マツブサ科の落葉性の蔓(つる)植物。葉は広楕円形。ふつう雌雄異株。6月ごろ、淡黄色の小花が下向きに咲き、藍黒色の丸い実が房状にできる。つるを傷つけると松の匂いがする。
マナグア‐だいせいどう【マナグア大聖堂】
《Catedral de Managua》中央アメリカ、ニカラグアの首都マナグアにある大聖堂。1972年に首都を襲った大地震によって被災した旧マナグア大聖堂に代わり、1991年にメキシコの建築家...
ま‐ぼし【真星】
的(まと)の中央の丸い点。