やまんば‐もの【山姥物】
歌舞伎舞踊の一系統。能「山姥」、およびそれに基づく近松門左衛門の浄瑠璃「嫗(こもち)山姥」によったもの。常磐津(ときわず)・富本・清元など数多くあるが、常磐津「薪荷雪間市川(たきぎおうゆきまのい...
やらい【矢来】
《「遣(や)らい」からという。「矢来」は当て字》竹や丸太を縦横に粗く組んで作った仮の囲い。「竹—」
やりさび【槍錆】
端唄(はうた)・うた沢。文政年間(1818〜1830)の流行歌「与作踊り」の音頭をもとに、幕末に歌沢笹丸が歌詞を改め、節付けしたものという。「槍はさびても名はさびぬ」で始まる。
やり‐そん・ずる【遣り損ずる】
[動サ変][文]やりそん・ず[サ変] 1 やりそこなう。しそんじる。失敗する。「仕事を—・ずる」 2 乗り物を扱いそこなう。「大臣殿(おほいとの)の御牛飼は…車—・じて斬(き)られにける次郎丸が...
やわら‐がに【柔蟹】
十脚目ヤワラガニ科のカニ。岩礁の海草の間にすみ、甲幅約5ミリ。甲は丸みのある三角形で、体は柔軟。
ゆい‐ぐら【結倉】
《「ゆいくら」とも》河川工事に用いる、蛇籠(じゃかご)に丸太を結び付けたもの。
ゆうこう‐しゃてい【有効射程】
弾丸やミサイルなどを発射した際に、十分な命中率と威力を有する距離。有効射程距離。→射程1 →最大射程
ゆう‐ぜい【疣贅】
皮膚の表面にできる小さく丸い角質の突起物。いぼ。
ゆうどう‐えんぼく【遊動円木】
遊具の一。太い丸太の両端に鎖をつけて低く水平につり、その上に乗って前後に揺り動かして遊ぶもの。
ゆうよく‐だん【有翼弾】
弾道を安定させるため、尾部に翼(よく)をつけた弾丸。