ぬれ‐ぼうず【濡れ坊主】
好色な僧。「この庵の—、所こそあれ、仏壇に女寝させて」〈浄・蝉丸〉
ねこ‐あし【猫足/猫脚】
1 猫のように音を立てないで歩くこと。また、その歩き方。「例の如く—にあるいて来て」〈漱石・坊っちゃん〉 2 膳(ぜん)や机などの脚で、上部がふくらみ、中ほどがやや細くなり、下部が丸くなっていて...
ねこ‐ざめ【猫鮫】
ネコザメ目ネコザメ科の海水魚。全長約1メートル。頭部が丸みを帯び、猫の顔に似る。体色は褐色で7本の暗色横帯がある。歯は前部と後部とで形態が異なり、貝類をかみ割って肉を食べる。岩礁底にすみ、卵生。...
ねこ‐ぜ【猫背】
首をやや前に出し、背を丸めた姿勢。また、そのようなからだつき。
ねこ‐ま【猫間】
扇の親骨の透かし彫りの一。猫の瞳(ひとみ)が明暗で変化するように、丸い形や細長い形などを連続的に彫り透かしたもの。
ねずみ‐いるか【鼠海豚】
クジラ目ネズミイルカ科の哺乳類。体長約1.8メートル。頭が丸く、吻(ふん)はとがっていない。北半球の温帯・寒帯の海に分布。
ねそ
《副詞「ねそねそ」から》鈍重で気が利かないこと。また、そのような人。「大宮司の—殿がいつの間にやらちょろまかし」〈浄・猿丸太夫鹿巻毫〉
の‐がく【野角】
丸みのついた7寸(約21センチ)角以上の角材。
のき‐がわら【軒瓦】
1 軒先に用いる瓦。軒平瓦と軒丸瓦とがある。 2 「軒平瓦(のきひらがわら)」に同じ。
のき‐まるがわら【軒丸瓦】
軒先に用いる丸瓦。蓮花紋や巴紋(ともえもん)をつけることが多い。瓦全体が鐙(あぶみ)の形をしているので鐙瓦ともいい、巴紋のあるものを巴瓦という。