に‐いし【丹石】
1 代赭石(たいしゃせき)の異称。 2 黄土(おうど)の異称。
に‐いろ【丹色】
丹の色。赤色。「—の門柱」
にうかわかみ‐じんじゃ【丹生川上神社】
奈良県吉野郡にある神社。川上村にある上社、東吉野村にある中社、下市町にある下社の総称。旧官幣大社。祭神は上社に高龗神(たかおかみのかみ)、中社に罔象女神(みずはのめのかみ)、下社に闇龗神(くらお...
にうかんしょうぶ‐じんじゃ【丹生官省符神社】
和歌山県伊都郡九度山(くどやま)町にある神社。空海(弘法大師)が慈尊院を開いたとき、参道の正面上壇に丹生高野明神社を創建。のち丹生七社大明神・丹生神社の社名を経て現名に改称。主祭神は丹生都比売大...
にうつひめ‐じんじゃ【丹生都比売神社】
和歌山県伊都郡かつらぎ町にある神社。旧官幣大社。祭神は丹生都比売大神ほか三神。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺産)に登録された。天野(あまの)大社。天...
に‐ずり【丹摺り】
古代の染色法で、赤土または茜(あかね)などの染料で模様をすりつけること。
に‐つつじ【丹躑躅】
赤い花の咲くツツジ。特に、ヤマツツジのこと。「竜田道の岡辺の道に—のにほはむ時の」〈万・九七一〉
に‐つら・う【丹つらふ】
[動ハ四]《後世は「にづらう」とも》赤く照り映える。特に、ほおが紅色の美しい顔色をしている。「吾のみやかく恋すらむかきつばた—・ふ妹はいかにあるらむ」〈万・一九八六〉
に‐ぬり【丹塗(り)】
丹(に)または朱で塗ること。また、そのもの。「—の盆」
に‐の‐ほ【丹の穂】
赤い色の目立つこと。「春されば花咲きををり秋付けば—に黄色(もみつ)」〈万・三二六六〉