えんれい‐たん【延齢丹】
江戸時代の健康常備薬。曲直瀬道三(まなせどうさん)の養子玄朔(げんさく)の創製。
おう‐だん【黄丹】
「おうに(黄丹)」に同じ。
おう‐に【黄丹】
染め色の名。梔子(くちなし)と紅花(べにばな)とで染めた赤みの多い黄色。皇太子の袍(ほう)の色とされ、禁色(きんじき)の一つであった。おうだん。
かくれ‐キリシタン【隠れキリシタン】
明治以降、潜伏キリシタンの信仰形態を継続した者。江戸幕府の禁教令が解かれた後もカトリックに復帰せず、潜伏期に独自に発達した文化を維持する人々をさす。また広く、潜伏キリシタンを含めていうこともある...
かに‐ぼたん【蟹牡丹】
文様・紋所の名。牡丹の花と葉の形をカニに見立てて名づけたもの。
カピタン【(ポルトガル)capitão】
1 江戸時代、長崎のオランダ商館の館長の称。 2 江戸時代、日本にやって来たヨーロッパ船の船長。 3 縦糸に色糸、横糸に白糸を用いた縞の絹織物。1が将来したもの。 [補説]英語のキャプテン(ca...
カラキタイ【Kara Khitai】
遼の王族、耶律大石(やりつたいせき)が、1132年に中央アジアに建てた国。都はフス‐オルダ(ベラサグン)。3代80年近く続いたのち、1211年、トルコ系のナイマン部族に滅ぼされた。西遼。 [補説...
かん‐ぼたん【寒牡丹】
ボタンの一変種。寒中に小形の花を咲かせる。ふゆぼたん。《季 冬》
キタイ【Khitai】
4世紀以来、遼河支流シラ‐ムレン流域にいたモンゴル系の遊牧民族。10世紀初めに耶律阿保機(やりつあぼき)が周辺の諸民族を統合し、その子太宗のとき国号を遼とした。12世紀初めに宋と金に滅ぼされたが...
きったん【契丹】
⇒キタイ