人生(じんせい)のための芸術(げいじゅつ)
芸術の目的はなんらかの形で実人生に貢献することにあるとする主張。ギュイヨーやトルストイが唱えた。
じんせい‐は【人生派】
「人生のための芸術」を主張する人々。また、特に文学で、芸術的完成よりも人生いかに生きるべきかの問題を重視する傾向。
じん‐みゃく【人脈】
《山脈・鉱脈などになぞらえた語》ある集団・組織の中などで、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり。「豊富な—を誇る」
じんるい‐きょう【人類教】
コントが晩年に提唱した倫理的新宗教。愛情を基本とし、人類の幸福のために奉仕することを人道と規定し、人類を社会的実在の最高表現であると主張した。人道教。
スカボロー‐しょう【スカボロー礁】
《「スカボロ礁」「スカーボロ礁」「スカバラ礁」「スカーバラ礁」とも》南シナ海の中沙群島にある環礁。フィリピンと中国が領有権を主張している。フィリピン名はパナタグ礁、中国名は黄岩島。
すぎうら‐しげたけ【杉浦重剛】
[1855〜1924]教育家。近江(おうみ)の生まれ。名は「じゅうごう」とも。雑誌「日本人」、新聞「日本」の創刊に尽力。欧化主議に反対して日本主義を主張した。日本中学校校長・東宮御学問所御用掛を...
スラブ‐しゅぎ【スラブ主義】
19世紀中葉のロシアに興った民族主義的社会思想。西欧主義に反対し、ロシアにはミール(農村共同体)を基盤とする独自の発展の道があると主張した。
スローガン【slogan】
団体や運動の主義・主張を、簡潔に言い表した語句。標語。
せいかつ‐きょういく【生活教育】
知識中心の教育に対し、子供の生活を通じて、生活に必要な知識・技能・態度を形成しようとする教育。ペスタロッチが最初の主張者とされ、その後デューイの教育思想や、日本の生活綴り方運動の教育観にも及んだ。
せいかつ‐つづりかた【生活綴り方】
生活の中で感じたことや考えたことをありのままに表現させる作文。この作文を通して、児童の社会的現実への認識を高め、ひいては教育全体の改革を意図したもの。これを主張した民間教育運動は昭和4年(192...