きょうそう‐げんり【競争原理】
個人または集団が、必要とするものを獲得するために他者と競い合い、勝者が獲得できるとする、優勝劣敗の競争を受容する考え方。誰でも平等に競争に参加できる自由競争を市場や経済活動などの基本とする考え方...
きょうちょう‐かい【協調会】
労資協調主義を推進するため、大正8年(1919)政府と財界によって設立された財団法人。労働事情の調査・研究、労働者教育、労働争議の仲裁・和解などを主な事業とした。昭和21年(1946)解散。
きょう‐めい【共鳴】
[名](スル) 1 振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。振動数の等しい二つの音叉(おんさ)の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめるなど。電気振動のとき...
きょうらく‐しゅぎ【享楽主義】
快楽を追求することを人生最上の目的とする主義。快楽主義。
きょうわ‐こく【共和国】
1 共和制をとる国家。 2 ソビエト社会主義共和国連邦を構成した15の国家。また、ロシア連邦において一定の自治を認められた21の地方行政組織。
きょくさ‐ぼうりょくしゅうだん【極左暴力集団】
社会主義や共産主義による革命を目指して、暴力によって既存の社会体制を破壊・転覆しようと企てている集団。
きょじん【巨人】
《原題、(ドイツ)Titan》ジャン=パウルの長編小説。全4巻。1800年から1803年にかけて刊行。作中に登場する唯美主義的な人物ロケロルは、詩人シラーがモデルと考えられている。 《原題、...
きょむ‐とう【虚無党】
帝政ロシア時代、チェルヌイシェフスキーを指導者とする革命的民主主義者の党派の称。 ロシア皇帝暗殺などの非常手段に訴えた1870〜80年代の革命家たちを、非難してよんだ語。
きり【霧】
河井酔茗の詩集。明治43年(1910)刊。それまでの定型詩から口語自由詩へと型を変えた記念碑的作品。 《原題、(スペイン)Niebla》ウナムーノの小説。1914年刊。「ニボーラ」という新語...
キリストきょう‐しゃかいしゅぎ【キリスト教社会主義】
キリスト教の思想と信仰とを基礎とする社会主義。19世紀中ごろから、イギリス・ドイツなどで提唱され、各国に広まった。説教による労働者の啓蒙や職場での協同を通じて、労働者の解放と社会の改良とを求めた。