あい‐かわらず【相変(わ)らず】
[副]今までと変わったようすが見られないさま。以前と同じように。「—貧乏暇なしだ」
あお‐しお【青潮】
赤潮のうち、比較的緑色に見えるもの。また、有機物の分解に酸素が消費され、酸素の乏しくなった海水が水面に上昇し、青白く見えるもの。水生生物に被害を与える。
青白(あおじろ)きインテリ
理屈ばかり多くて、実行力に乏しい知識人をあざけっていう言葉。昭和10年(1935)ごろ流行。
あおち‐びんぼう【煽ち貧乏】
扇であおられるように、いつも貧乏に追われていること。いくら稼いでも抜けられない貧しい状態。「これかや—といふなるべし」〈浮・胸算用・五〉
アカデミック【academic】
[形動] 1 学問の分野で正統的で堅実なさま。学究的。「—な研究書」 2 伝統的、格式的で、新しさや生気に乏しいさま。「—な芸術」
あくせい‐ひんけつ【悪性貧血】
赤血球を成熟させるのに必要なビタミンB12または葉酸の欠乏によって起こる貧血。
あげ‐まい【上米】
江戸時代、幕府の財政窮乏を救うための政策。享保7〜16年(1722〜1731)に実施。大名から石高1万石について百石ずつの米を上納させ、代わりに、諸大名が参勤交代で江戸に在住する期間を半年に短縮した。
朝謡(あさうたい)は貧乏(びんぼう)の相(そう)
朝から仕事をせず謡などをうたうようでは、今にきっと貧乏になる、との戒め。
あじさわう
[枕]「目」「夜昼」にかかる。「—目の乏(とも)しかる君」〈万・二五五五〉 「—夜昼知らず」〈万・一八〇四〉 [補説]一説に、「あじ」は水鳥の䳑(あじ)、「さわう」はさえぎる意とし、水鳥をさえぎ...
あずき‐がゆ【小豆粥】
小豆を入れて煮た粥。邪気を除くといわれ、1月15日の朝、餅(もち)を入れて食べる。桜粥。望粥(もちがゆ)。《季 新年》「貧乏も師匠ゆづりや—/万太郎」