かく‐が【鶴駕】
《周の霊王の太子晋(しん)が仙人となり、白い鶴に乗って去ったという「列仙伝」の故事から》 1 皇太子の乗る車。 2 仙人の乗り物。
かご【駕籠】
乗用具の一。竹製または木製で、人の乗る部分を1本の長い柄につるし、前後から担いで運ぶもの。古くから使われたが、江戸時代に広く普及した。四つ手駕籠・山駕籠・宿駕籠など。
風(かぜ)に付(つ)・く
1 (「付く」が四段活用の場合)風に乗る。「琴(きん)の声—・きてはるかに聞こゆるに」〈源・須磨〉 2 (「付く」が下二段活用の場合)風に託する。「—・けて知らぬ国に吹き寄せられて」〈竹取〉
かち‐うま【勝(ち)馬】
1 競馬で優勝した馬。また、優勝すると予想される馬。 2 (比喩的に)勝者。事業などで成功して勢いのある人。→勝ち馬に乗る 3 賀茂の競(くら)べ馬で勝った馬。《季 夏》
勝(か)ちに乗(じょう)・ずる
勝った勢いのままに物事を行う。勝ちに乗る。「—・じて一気に攻める」
勝(か)つに乗(の)・る
勝った勢いで調子に乗る。勝ちに乗(じょう)ずる。「いよいよ、女—・り、はなさず」〈咄・きのふはけふ・下〉
カヌーイスト【canoeist】
カヌーに乗る人。
かみがみのびしょう【神神の微笑】
芥川竜之介の短編小説。大正11年(1922)1月、雑誌「新小説」に発表。宣教師オルガンティノと日本の霊を名乗る老人のやり取りを通じ、日本におけるキリスト教受容の特殊性を描く。
が【駕】
[人名用漢字] [音]ガ(慣) 1 乗り物。また、馬車などに乗る。「枉駕(おうが)・車駕・宝駕・鳳駕(ほうが)・来駕」 2 他より上に出る。「凌駕(りょうが)」 [名のり]のり [難読]駕籠(かご)
が・する【駕する】
[動サ変][文]が・す[サ変] 1 車・馬などに乗る。「輦輿(れんよ)に—・する」 2 他をしのぐ。他より優位に立つ。「近代名家多しといえども力(つと)めて之(こ)れに—・せんとせば」〈逍遥・小...