乞食(こじき)も身祝(みいわ)い
だれでも祝うべきときには、それ相応の祝いをすべきであるというたとえ。
乞食(こじき)も三日(みっか)すれば忘(わす)れられぬ
乞食を3日すれば、その気楽さが忘れられなくなるものである。人を当てにする怠惰な気持ちはなかなか直らない、また、習慣は抜けにくく恐ろしいことのたとえ。
こじ・く【乞食く】
[動カ四]《「こじき(乞食)」の動詞化》乞食(こじき)をする。托鉢をする。「娘のかねが手を引き、道々—・いて」〈浮・沖津白波〉
こつ‐じき【乞食】
[名](スル) 1 僧侶が修行のため、人家の門前に立って、食を請い求めること。また、その僧。托鉢(たくはつ)。分衛(ぶんえ)。「—行脚(あんぎゃ)」 2 「こじき(乞食)1」に同じ。
こつじき‐ちょう【乞食調】
雅楽の調子の一。太食(たいしき)調の枝(えだ)調子で、平調(ひょうじょう)(ホ音)を主音とする呂調音階のもの。器食(きしき)調。
ほい‐と【陪堂/乞食/乞児】
《「ほいとう(陪堂)」の音変化》 1 こじき。 2 いそうろう。食客。