きょ‐めい【虚名】
1 実力以上の評判や名声。「—を博する」 2 事実とは違っている悪いうわさ。「事の子細を陳じ申さば、—遂に消えて」〈太平記・一四〉
きょ‐もう【虚妄】
事実でないこと。うそいつわり。うそ。こもう。きょぼう。「—の説」
きろく‐えいが【記録映画】
虚構を加えずに事実の記録に基づいて作った映画。ドキュメンタリー映画。
きろく‐ぶんがく【記録文学】
事実を客観的に描写する、記録的性格の強い文学。ルポルタージュをはじめ、広くは伝記・日記・書簡集なども含まれる。
きん‐しん【近親】
[名・形動] 1 血縁の近い親族。 2 主君のそば近くに仕える親しい臣下。近臣。 3 きわめて親しいこと。また、そのさま。「主人公は作者にもっとも—な存在だという事実に」〈中村光夫・風俗小説論〉
ぎ【偽】
1 いつわり。 2 論理学で、ある命題が事実に一致しないこと。⇔真。
ぎ‐ごく【疑獄】
1 政治問題化した大規模な贈収賄事件。 2 犯罪事実がはっきりせず、有罪か無罪か判決のしにくい裁判事件。
ぎしょう‐ざい【偽証罪】
宣誓した証人が、法廷などで虚偽の陳述をする罪。刑法第169条が禁じ、3か月以上10年以下の懲役に処せられる。 [補説]自らの記憶と違うことをあえて述べると罪になるが、記憶違いなどで事実と異なるこ...
ぎせい‐じはく【擬制自白】
民事訴訟の口頭弁論または準備手続きにおいて、当事者の一方が自分にとって不利な相手方の主張した事実を争わず、または口頭弁論期日に出頭しないことにより、自白したものとみなされること。また、その自白。
ぎ‐そう【偽装/擬装】
[名](スル) 1 ある事実をおおい隠すために、他の物事・状況をよそおうこと。「心中に—した殺人」「—工作」 2 周囲のものと似た色や形にして姿を見分けにくくすること。特に、戦場などで行うもの。...