ざん‐そ【讒訴】
[名](スル) 1 他人をおとしいれようとして、事実を曲げて言いつけること。「上司に—する」 2 陰で人の悪口を言うこと。陰口。
ざん‐ぶ【讒誣】
[名](スル)事実ではないことを言いたてて他人をそしること。「彼人々は余を猜疑し、又遂に余を—するに至りぬ」〈鴎外・舞姫〉
し
[接助]活用語の終止形に付く。 1 前に述べる事柄が、後に述べる事柄と並列的、対比的な関係であることを表す。「御飯も炊ける—、味噌汁も作れる」「成績はよくもない—、悪くもない—といったところだ...
しいけいざい‐せつ【思惟経済説】
できるだけ多くの事実を少ない概念で完全に記述することにより、思惟の労力の節約を図ることが科学的認識の根本的原則であるとする説。マッハらによって説かれた。思考経済説。
しい‐ごと【誣言】
事実を曲げて言うこと。また、その言葉。ふげん。「空前絶後のものといわんも決して—にあらざるなり」〈逍遥・小説神髄〉
し・いる【誣いる】
[動ア上一][文]し・ふ[ハ上二]《「強いる」と同語源》事実を曲げていう。作りごとを言う。「吠える者は直ぐ狂犬だと—・いて殺して了う時勢では」〈魯庵・社会百面相〉
し‐きょ【四虚】
律詩の前聯(ぜんれん)と後聯との4句が、具体的な事実や景物を写さず、抽象的な思想や感情を述べたもの。⇔四実。
し‐さく【史策】
歴史的な事実を記録した文書。
し‐じつ【史実】
歴史上の事実。「—に忠実な小説」
し‐じょう【史乗】
《「乗」は記録の意》歴史上の事実の記録。歴史書。史録。