しゅうだん‐こん【集団婚】
複数の男子と複数の女子とが、互いに対等の資格で同時に婚姻関係にある婚姻形態。モーガンが、「古代社会」で乱婚に次ぐ原始的婚姻形態として推測したが、その事実は認められていない。群婚。
しゅう‐ち【周知】
[名](スル)世間一般に広く知れ渡っていること。また、広く知らせること。「—の事実」「—の通り」「運動の趣旨を社会に—させる」
しゅざい‐の‐じゆう【取材の自由】
報道機関が事実を報道するために情報収集を行う自由。→報道の自由 [補説]表現の自由を規定した憲法第21条の精神に照らし、十分尊重に値するものとされるが、取材の手段・方法が法令に触れる場合や社会観...
しゅっきこく‐しんさ【出帰国審査】
日本の出入国管理制度で、日本の旅券を所持している人の出国または帰国の事実を確認する手続きをいう。出入国港において、入国審査官が出帰国者から有効な旅券の提示を受け、旅券に証印をすることによって行われる。
しゅとく‐じこう【取得時効】
時効の一。一定期間継続して他人の物を占有する者に所有権を与え、または他人の所有権以外の財産権を事実上行使する者にその権利を与える制度。民法第162条に規定された権利。→消滅時効
しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】
《「春秋」の文章には、孔子の正邪の判断が加えられているところから》事実を述べるのに、価値判断を入れて書く書き方。特に、間接的原因を結果に直接結びつけて厳しく批判する仕方。
しょう【証〔證〕】
[音]ショウ(呉)(漢) [訓]あかす あかし [学習漢字]5年 1 確かな根拠に基づいて事実を明らかにする。あかす。「証言・証人・証明/検証・考証・実証・認証・論証」 2 事実を明らかにするも...
しょう‐げん【証言】
[名](スル) 1 ある事柄の証明となるように、体験した事実を話すこと。また、その話。「マスコミに事故の有り様を—する」 2 法廷などで証人が供述すること。
しょう‐こ【証拠】
1 事実・真実を明らかにする根拠となるもの。あかし。しるし。「—を残す」「動かぬ—」「論より—」 2 要証事実の存否について裁判官が判断を下す根拠となる資料。
しょう‐こう【消耗】
[名](スル)「しょうもう(消耗)」に同じ。「次第に—して行くより外には何の事実も認められなかった」〈漱石・道草〉 「勢を—する季節の変化を見るまでは」〈長塚・土〉