ほうぞう【法蔵】
[643〜712]中国、唐代の僧。華厳宗の第三祖。長安の人。師の智儼(ちごん)の没後に出家し、「華厳経」などの経典の翻訳に参加。華厳教学の大成者で、事実上の開祖。著「華厳経探玄記」。賢首大師。
ほうてい‐が【法廷画】
法廷内部を描いた絵。特に、裁判中の被告などの様子を描いたもの。 [補説]日本では法廷内の写真撮影が事実上禁止とされているため、便宜的に使用される。
ほうていしょうこ‐しゅぎ【法定証拠主義】
裁判での事実認定を行う際に、裁判官の証拠の評価において法律による判断基準を設けるという考え方。→自由心証主義
ほうどう‐の‐じゆう【報道の自由】
報道機関が新聞・雑誌・放送などのメディアを通じて国民に事実を伝達する自由。表現の自由を規定した日本国憲法第21条の保障のもとにある。→国境なき記者団
ほうりつ‐こん【法律婚】
一定の法律上の手続きを経て成立する婚姻。→事実婚 →形式婚
ほうりつ‐しん【法律審】
訴訟事件で、事実審の行った裁判に対し、それが法令に違反するかどうかについて審判する上告審。→事実審
ほうりつ‐もんだい【法律問題】
1 法律上の研究が必要な問題。 2 訴訟事件の審判において、確定された事実についての法律の適用・解釈の問題。→事実問題
ほうりつ‐ようけん【法律要件】
一定の権利義務を生じさせるのに必要とされる事実。契約・遺言・出生など。
ほお‐ゆが・む【頰歪む】
[動マ四]話が事実と異なって伝わる。「つきづきしくまねびなすには、—・む事もあめればこそ」〈源・朝顔〉
[動マ下二]事実をたがえる。「朝顔奉り給ひし歌などを、少し—・めて語るも聞こゆ」〈源・帚木〉
ほご‐めいれい【保護命令】
配偶者からの暴力で生命・身体に重大な危害を受ける恐れのある被害者を保護するために、裁判所が出す命令。被害者の申し立てにより発令される。平成13年(2001)成立のDV防止法に基づく。 [補説]本...