ため‐に【為に】
[接]前に述べた事柄が原因であることを表す語。それゆえに。それで。「却ってそういう私自身の不幸をあてにして仕事をしに来た私は、—困惑したほどであった」〈堀辰雄・美しい村〉
たり
[接助]《文語の完了の助動詞「たり」から》用言、一部の助動詞の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞に付く場合は「だり」となる。 1 ㋐動作や状態を並列して述べる。「泣い—笑っ—する」「と...
たる
《文語の断定の助動詞「たり」の連体形》 1 資格を表す。…であるところの。「学生たるもの、勉強すべきである」 2 取り上げた事柄を、強調して、説明する意を表す。「その表情たるまさしく鬼そのもので...
たん【端】
[常用漢字] [音]タン(呉)(漢) [訓]はし は はた はした 〈タン〉 1 形・姿勢がきちんと整っている。「端座・端正・端然・端麗/異端」 2 はし。「端末/一端・極端・口端・上端・舌端...
たん‐さく【探索】
[名](スル)《古くは「たんざく」》 1 未知の事柄などをさぐり調べること。「古代史の謎を—する」「海底を—する」 2 罪人の行方や罪状などをさぐり調べること。「事件の背後関係を—する」
たん‐とう【担当】
[名](スル)一定の事柄を受け持つこと。「営業部門を—する」「—者」
たん‐に【単に】
[副](あとに「だけ」「のみ」などの語を伴って)その事柄だけに限られるさま。ただ。ただに。「—個人のみの問題にとどまらない」
たん‐らく【短絡】
[名・形動](スル) 1 電気回路で、電位差のある二点間をきわめて抵抗の小さい導体で接続すること。また、絶縁が破れて、抵抗の小さい回路ができること。ショート。「—事故」 2 事柄の本質を考えず、...
だい【題】
[名] 1 書物、または文章・芸術作品などの趣旨・内容を簡潔に、総括的に示す見出しの語句。標題。タイトル。「—をつける」 2 詩歌などに詠み込む事柄。「秋の風物を—に歌を詠む」 3 解答を求め...
だい‐か【代価】
1 商品の値段。代金。 2 ある事柄を成し遂げるために生じた犠牲や損害。「権利獲得のために支払った—」