にじゅう‐ぼいん【二重母音】
連続する二つの異なった母音で、一つの音節をなすもの。東京語の「貝」の[ai]など。重母音。
にじゅう‐まど【二重窓】
遮音・断熱などのため、二重の構造に作られた窓。
にじゅう‐まる【二重丸】
二重の丸。「◎」。丸「◯」より評価が高いこと、重要であることなどを示す。
にじゅう‐まわし【二重回し】
男性用の和装防寒コート。インバネスの和装化したもので、袖ぐりが大きくあき、ケープ風の袖がついている。とんび。《季 冬》
にじゅう‐もうけんほう【二重盲検法】
治験薬の薬効を客観的に調べる臨床試験の方法。多数の患者に調べたい薬と偽薬(プラセボ)とを投与し、だれにどちらを与えたかは患者にも医師にもわからないようにしておき、結果を統計学的に判定する。プラセ...
にじゅう‐やきつけ【二重焼(き)付け】
写真・映画で、別々に撮影した2枚の陰画を同一の印画紙やフィルムに焼き付けること。二重焼き。
にじゅう‐らせん【二重螺旋】
二つの螺旋が組み合わさった形。デオキシリボ核酸(DNA)の構造、さざえ堂内部の階段などにみられる。
にじゅう‐ろしゅつ【二重露出】
写真撮影で、同一のフィルム・印画紙などに二度露出を行うこと。二重撮り。二重写し。
にじゅう‐ローン【二重ローン】
以前からあるローンの支払いに加え、新たなローンが発生し、返済の負担が非常に重くなること。特に、大災害でローン返済中の住宅や自動車を失い、生活再建のために新規に購入した住宅などのローンが上乗せされ...
にじゅう‐わくせい【二重惑星】
大きさの似た二つの惑星が、互いの周囲を公転しているもの。 [補説]冥王星の第1衛星カロンは直径が約1200キロあり、主星(約2300キロ)に対して太陽系で最大の比をもつため、この二つを二重惑星と...