いつ‐くさ【五種】
5種類。
いつくさ‐の‐たなつもの【五種の穀】
「五穀(ごこく)」に同じ。「天の下の公民の作る物は、—を始めて」〈祝詞・竜田風神祭〉
ご‐しゅ【五種】
1 五つの種類。 2 5種類の穀物。五穀。普通は、米・麦・粟(あわ)・豆・黍(きび)の5種。 3 「五種競技」の略。
ごしゅ‐きょうぎ【五種競技】
陸上競技の種目の一。一人で5種類の競技を行い、その総得点で勝敗を争う。男子は、走り幅跳び・槍投げ・円盤投げ・200メートル走・1500メートル走の5種目を1日で行う。第5・7・8回のオリンピック...
ごしゅ‐こう【五種香】
1 5種類の香を一つに合わせたもの。仏前に供えた。 2 《五種香売りが首から箱をさげて売り歩く姿に似るところから》年始回りの供。「吉の野郎を—にして年玉物を持たせて出た」〈滑・浮世風呂・三〉
ごしゅ‐の‐けずりもの【五種の削り物】
礼式用の料理。青・黄・赤・白・黒の5色に見立て、乾物の魚介5種を削って器に盛ったもの。種類は一定しないが、普通は鮑(あわび)・鰹(かつお)・鯛(たい)・蛸(たこ)・海鼠(なまこ)を用いる。
ごしゅ‐ほうし【五種法師】
「法華経」法師品に説く、修行者の五つのあり方。受持・読経・誦経(ずきょう)・解説(げせつ)・書写。ごしゅほっし。