ご‐うん【五雲】
1 仙人や天女が遊ぶ所にかかるという五色の雲。 2 「五雲の車」の略。
ごうん‐の‐くるま【五雲の車】
もと、中国で、5色の雲を描いた車。貴人の乗用とした。また、天子の車。「—に召され、左右のおもと人に手を引かれ」〈太平記・三七〉
ご‐えふ【五衛府】
律令制で、衛門府、左・右衛士府、左・右兵衛府のこと。
ごえもん‐ぶろ【五右衛門風呂】
《石川五右衛門が、釜ゆでの刑に処せられたという俗説から》かまどの上に鉄釜を据え、下から火をたいて直接に沸かす風呂。全体を鋳鉄でつくったものと、湯桶(ゆおけ)の下に鉄釜を取りつけたものとがあり、入...
ごえん‐だま【五円玉】
日本政府が発行する貨幣の一。五円黄銅貨幣の通称。中央に丸い穴が空いた形で、表面に稲穂・歯車・水、裏面に双葉が描かれている。昭和24年(1949)発行開始、昭和34年(1959)に書体などデザイン...
ご‐おう【五黄】
九星の一。星では土星、方角では中央。この星にあたる生まれの人は性質が寛容で、運勢が強いとされる。「—の寅(とら)」
ごおう‐の‐とら【五黄の寅】
九星では五黄、十二支では寅にあたる年。俗に、この年の生まれの人は非常に気が強いとされる。
ご‐おん【五陰】
《(梵)skandhaの旧訳》「五蘊(ごうん)」に同じ。
ご‐おん【五音】
1 ⇒ごいん(五音) 2 世阿弥が謡(うたい)を曲趣により五つに分類したもの。祝言・幽曲・恋慕・哀傷・闌曲(らんぎょく)。また、それを記した書。
ごおん‐おんかい【五音音階】
五つの音からなる音階。日本の伝統音楽をはじめ、各国の民謡にも広くみられる。代表的な形は、ドレミソラの5音からなるもの。