アダ‐フォア【Ada Foah】
ガーナ南東部の町。ボルタ川の河口に近く、ギニア湾に面する。オランダが交易拠点を置き、デンマークの支配を経て、英国領になった。奴隷交易に続いて、パーム油、天然ゴム、カカオを輸出したが、20世紀に入...
アティラウ【Atyrau/Атырау】
カザフスタン西部、アティラウ州の都市。同州の州都。旧称グリエフ。カスピ海北岸、ウラル川河口部に位置する。17世紀半ばにロシア商人グリエフが砦を築き、交易拠点としたことに起源する。ウラルエンバ油田...
アドリア‐かい【アドリア海】
《Adriatic Sea》地中海の北部、イタリア半島とバルカン半島にはさまれた海。古来、重要な海上交易路。
アフラオ【Aflao】
ガーナ南東部の町。首都アクラの東約200キロメートル、トーゴとの国境に位置する。18世紀頃、奴隷交易の拠点の一つだった。
アブダット【Avdat】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人によって建設され、紀元前3世紀から前2世紀にかけて乳香や没薬(もつやく)などの交易によって栄えた。古代ローマ、東ローマ帝国時代の浴場や神殿など...
アベシェ【Abéché】
チャド東部の都市。首都ヌジャメナとスーダンのエルファーシルと幹線道路で結ばれる。同国東部の中心都市であり、かつてワダイ王国の都が置かれ、交易の拠点として栄えた。ダルフール紛争時には20万人以上の...
アマサス【Amathous】
キプロス南部にあった古代都市。レメソスの東約10キロメートルに位置する。紀元前8世紀頃に港が建造され、海上交易の拠点として栄えた。紀元前9世紀から紀元7世紀頃までの各時代の遺跡が見つかっている。
あまみ‐ぐんとう【奄美群島】
鹿児島県薩南諸島の南部を占める島々。大島を主島として、喜界島(きかいじま)・徳之島・沖永良部(おきのえらぶ)島・与論(よろん)島などからなる。古くは大陸や琉球との交易の要路。慶長14年(1609...
アム‐ザンデ【Am Sande】
ドイツ北部の都市リューネブルクにある広場。旧市街の中心部に位置する。塩の交易で栄えた商人の屋敷が並び、東端に、12世紀に建立され15世紀に再建された聖ヨハニス教会と、20世紀初頭に建てられた給水...
アユタヤ【Ayutthaya】
タイ中部の古都。首都バンコクの北約60キロメートル、チャオプラヤー川支流の川中の島にある。1350年から1767年にかけてアユタヤ朝の都が置かれ、東南アジア有数の交易港として栄えた。稲作が盛ん。...