じぞうまい【地蔵舞】
狂言。宿の亭主に宿泊を断られた旅僧が、笠を預けてその下に潜り、笠に宿を借りるという。亭主も気に入って酒をふるまうと、僧は地蔵舞をまう。
じ‐ふく【自服】
茶席で、亭主が客に相伴して、自分で点(た)てた薄茶を自分で飲むこと。
せき‐てい【席亭】
1 落語・講談などを聞かせる常設の演芸場。寄席(よせ)。 2 寄席の亭主。寄席の主人。
そう‐れい【総礼】
1 全員で敬礼すること。 2 茶道で、亭主のあいさつに対して、客一同が同時に礼をすること。点前(てまえ)の前後に主として行われる。
そ‐しょう【訴訟】
1 うったえ出ること。裁判を申し立てること。特に、紛争・利害の対立を法律的に解決・調整するために、公権力(裁判権)により、利害関係人を訴訟当事者として関与させて審判する手続き。民事訴訟・刑事訴訟...
たち‐ずみ【立(ち)炭】
三炭(さんたん)の一。夜咄(よばなし)の茶事で、ひと通りの茶事が終わったあと、客をもう少しひきとめる意味で、亭主が炉に二つ三つの炭をつぎたすこと。これを機会に客は席を立つ。止め炭。
だいこく‐ばしら【大黒柱】
1 民家の土間と床との境の中央に立てる、特に太い柱。また、建物の中央に最初に立てる柱。亭主柱。 2 家や国の中心となって、それを支える人。「チームの—」
だい‐たん【大胆】
[名・形動] 1 度胸がすわっていること。思い切りよくやってのけること。また、そのさま。「—に自説を述べる」「—なデザイン」⇔小胆。 2 図太いこと。ずうずうしいこと。また、そのさま。「おめえの...
だり‐むく・る
[動ラ四] 1 すっかり酔ってだらしがなくなる。「どこの亭主もてんでんに—・るから」〈滑・四十八癖〉 2 失敗する。しくじる。「酒と博奕(ばくち)で—・り」〈伎・覗機関〉
ちどり【千鳥】
狂言。太郎冠者が、千鳥を捕らえるまねや津島祭の話などをして酒屋の亭主の目をごまかし、酒樽(さかだる)を取って逃げる。 鈴木三重吉の処女小説。明治39年(1906)「ホトトギス」誌に発表した短...