て‐ばな・す【手放す】
［動サ五（四）］ １ 手に持っていたものを放す。手元から放す。「捕まえた虫を—・す」 ２ 所有していたものを人手に渡す。「家屋敷を—・す」 ３ 目をかけていた部下や子供を手元から放す。「娘を—・...
手(て)を掛(か)・ける
１ 人手を費やす。手数をかける。手間をかける。「—・けた料理」 ２ 自分の手で行う。手掛ける。「民子は私が—・けて殺したも同じ」〈左千夫・野菊の墓〉 ３ 手出しをする。盗みをする。「人の物に—・ける」
とり‐かえ・す【取（り）返す】
［動サ五（四）］ １ 人手に渡ったものを取り戻す。「おもちゃを—・す」「優勝旗を—・す」 ２ 再びもとのようにする。もとへ戻す。「元気を—・す」「勉強の遅れを—・す」
なか‐ば【半ば】
［名］ １ 全体を二つに分けた、その一方。半分。「敷地の—を人手に渡す」 ２ 一定の距離・期間などの中間のあたり。「枝を—から切り落とす」「五月の—」「人生の—」 ３ ある物事の途中。ある物事...
はたらき‐て【働き手】
１ よく働く人。人手。また、仕事のよくできる人。「店を支える—」 ２ 一家の生計を支えて働く人。「一家の—を失う」
ひと‐ずくな【人少な】
［形動］［文］［ナリ］人数や人手の少ないさま。「—な（の）家」
ぶ‐にん【無人】
［名・形動］人がいないこと。人数の少ないこと。人手の足りないこと。また、そのさま。「—で淋しくって困るから」〈漱石・こゝろ〉
まかな・う【賄う】
［動ワ五（ハ四）］ １ 費用・人手などを用意する。ととのえる。「寄付で費用を—・う」 ２ 食事をととのえて出す。「夕食を—・う」 ３ 事を処理する。切り盛りする。「親からの仕送りで—・う」 ４ ...
む‐にん【無人】
１ 人が住んでいないこと。むじん。 ２ 人手がないこと。ぶにん。
むらさき‐の‐ちり【紫の塵】
《和漢朗詠集・上の「紫塵(しじん)の嫩(わか)き蕨(わらび)は人手を拳(にぎ)る」の「紫塵」の訓読み》ワラビの芽。「武蔵野のすぐろが中の下蕨まだうら若し—」〈長方集〉
