ひと‐はだ【人肌/人膚】
人のはだ。また、それくらいの温かさ。「酒の燗(かん)は—がいい」
ひとはだ‐かん【人肌燗】
日本酒をセ氏35度前後に温めること。また、その酒。日向(ひなた)燗と温(ぬる)燗の中間程度。
人(ひと)は情(なさ)け
人間は他人に対する思いやりが大切である。
人(ひと)はパンのみにて生(い)くる者(もの)に非(あら)ず
《新約聖書「マタイ伝」第4章から》人は物質的満足だけを目的として生きるものではない。
人(ひと)は人(ひと)我(われ)は我(われ)
他人がどうあろうと、また何を言おうと気にせず、自分の信じるところ欲するところに従って物事を行うべきである。
人(ひと)は見(み)かけによらぬもの
人の性質や能力は外見からだけでは判断できないものだということ。
人(ひと)は見目(みめ)よりただ心(こころ)
人は外見の美しさよりも心のよさのほうが大切である。
ひとばし‐か・ける【人橋掛ける】
[連語] 1 間に人を立てて申し入れる。「—・けて煩さく親達に申込んだのである」〈小杉天外・初すがた〉 2 急用などで、続けざまに使いを出す。「祭のごとく—・けるは」〈浮・一代男・七〉
ひと‐ばしら【人柱】
1 築城・架橋・堤防工事などの完成を祈って、神へ供える生贄(いけにえ)とするために、人を土中や水底に埋めること。また、その埋められた人。 2 ある目的のために犠牲となった人。
ひと‐ばな・る【人離る】
[動ラ下二]人里から遠く離れている。「さやうの—・れたる所は、よからぬ物なむ必ず住みつきはべるを」〈源・手習〉