ごくじゅう‐あくにん【極重悪人】
この上もない悪人。極悪人。「上人は遉(さすが)に、此の—をも捨てなかった」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
ごく‐ぬすびと【穀盗人】
江戸時代、なんの役にも立たずに、俸禄だけをもらって過ごしている者をののしっていう語。ろくぬすびと。ごくつぶし。
ご‐けにん【御家人】
1 鎌倉時代、将軍直属の武士。将軍に忠誠義務を尽くす代償に、所領安堵・新恩給与などの保護を受けた。 2 江戸時代、将軍直属の家臣のうち、御目見(おめみえ)以下の者。→旗本
ご‐しゅじん【御主人】
「主人」の尊敬語。また、他人の夫を敬っていう語。「—はご在宅ですか」
ご‐じん【吾人】
[代] 1 一人称の人代名詞。わたくし。「諸君、請う—をして…蟻(あり)の社会を観察するところあらしめよ」〈河上肇・貧乏物語〉 2 一人称複数の人代名詞。われわれ。「世間若し愛情なくんば恐らくは...
ごっぽう‐にん【業報人】
悪業の報いを受ける人。また、人をののしっていう語。「だれだと思ふ、—め」〈人・梅児誉美・初〉
ご‐にん【五人】
人数が5であること。いつたり。
ご‐ふじん【御婦人】
婦人を敬っていう語。
ごよう‐しょうにん【御用商人】
1 宮中・官庁などへ用品を納めることを認可された商人。御用達(ごようたし)。 2 江戸時代、幕府・諸藩に出入りを許されて用品納入や金銀の調達などをした特権商人。御用達。
ごりょう‐にん【御寮人】
1 中流町家の娘または若い妻。主として上方で用いられる。ごりょうにんさん。ごりょうはん。ごりょんさん。「ああ、—さん、お出でやす」〈上司・鱧の皮〉 2 貴人の子息・息女をいう尊敬語。室町時代以降...