あら‐て【新手】
1 戦いや試合などにまだ参加していない元気な軍勢、また、選手。「—を繰り出す」 2 新しくその仲間に入った人。新顔。「—の業者」⇔古手。 3 今までと違う新しい方法や手段。「—の犯罪」「—を編み...
あらわ・す【現す〔現わす〕/表す〔表わす〕/顕す】
[動サ五(四)] 1 (現す)今まで見えなかったものを外に出して見えるようにする。実態を明らかにする。「姿を—・す」「正体を—・す」 2 (表す)心に思っていること、考えていることなどを、表情・...
あらわ・れる【現れる〔現われる〕/表れる〔表われる〕/顕れる】
[動ラ下一][文]あらは・る[ラ下二] 1 (現れる)今までなかったものが姿を見せる。「彗星(すいせい)のごとく—・れる」「雲間から太陽が—・れる」 2 (表れる)隠れていたものが表面に出てくる...
あわ・せる【合(わ)せる】
[動サ下一][文]あは・す[サ下二]《合うようにする、一致させる、が原義》 1 (「併せる」とも書く)二つ以上のものを一つにする。 ㋐二つ以上のものをつけて一つにする。「仏前に手を—・せる」「周...
言(い)えた義理(ぎり)
今までのいきさつから当然言ってもよい立場・関係。反語・否定の表現に用いる。「今さら助けてくれなどと—か」
いちべつ‐いらい【一別以来】
最後に会ってからこのかた。この前別れてから今まで。一別来。「—ごぶさたを重ね、恐縮に存じます」
一行(いっこう)失(しっ)すれば百行(はっこう)ともに傾(かたむ)く
一つでも行いに過ちがあると、今までの多くの善行もすべてだめになる。
いまだ‐かつて【未だ曽て/未だ嘗て】
[副](あとに打消しの語を伴って)今までに一度も。「—師の命に背いたことはない」
今(いま)泣(な)いた烏(からす)がもう笑(わら)う
今まで泣いていた者が、すぐ機嫌を直して笑う。子供などの感情がとかく変わりやすいことにいう。
今(いま)の今(いま)まで
(多くあとに打消しの語を伴って用いる)たった今まで。「—知らなかった」