こん【今】
[音]コン(呉) キン(漢) [訓]いま [学習漢字]2年 〈コン〉 1 いま。現在。「今後・今昔(こんじゃく)/現今・古今・昨今・当今・方今」 2 このたび。この。「今回・今月・今次・今春・...
こん‐せき【今昔】
⇒こんじゃく(今昔)
こんじゃく‐ものがたり【今昔物語】
⇒今昔物語集
こんじゃくものがたりしゅう【今昔物語集】
平安後期の説話集。31巻。現存28巻。源隆国や覚猷(鳥羽僧正)を編者とする説があるが、未詳。12世紀初めの成立。天竺(てんじく)(インド)・震旦(しんたん)(中国)・本朝(日本)の3部に分かれ、...
ごう‐えん【強縁/剛縁】
有力者や権力者と縁故のあること。また、それを利用してわがままな行いをすること。「郎等、本の妻(め)はありけれども、—を取ると思ひて、喜ぶこと限りなし」〈今昔・二六・五〉
ご‐ぜん【御前】
[名] 1 貴人・主君などの座の前、または、面前。おまえ。おんまえ。みまえ。「陛下の—で演奏する」 2 神仏や神社仏閣を敬っていう語。また、神主・住職を敬っていう語。「わしが死んでも—さんに相...
ご‐ちょう【後朝】
「こうちょう(後朝)」に同じ。「除目(ぢもく)の—には」〈今昔・三一・二五〉
ご‐てんじく【五天竺】
昔、天竺(インド)を東西南北と中央の五つに分けた称。五天。五竺。「法力の貴く勇猛なる事、…—に風聞しぬ」〈今昔・一・九〉
ごや‐おき【後夜起き】
勤行(ごんぎょう)のため、後夜に起きること。「暁に我がいまだ—せざらん程に」〈今昔・一五・二三〉
ごん【権】
1 定員のほかに仮に任じた官位。多く、官位を表す語の上に付けて用いる。権官。「—大納言」「令、正員四人なり。寛平御宇に正二人、—一人となる」〈職原抄・上〉 2 最上位の次の地位。副(そえ)。「—...