わらい‐ばなし【笑い話】
1 互いに笑いながら話すこと。また、そのような気軽な話。「今思えば—だ」 2 こっけいな内容の短い話。笑話(しょうわ)。「気のきいた—」 3 昔話の一部門。愚か者やあわて者が失敗するおかしさや、...
わらしべ‐ちょうじゃ【藁稭長者】
日本の昔話の一。1本のわらしべを、次々に高価なものと交換し、ついに長者になるという話。今昔物語集などにみえる。
わらわ‐なき【童泣き】
子供のように泣くこと。「—に泣く事はいと嗚呼(をこ)なる事にはあらずや」〈今昔・二五・一一〉
わり‐な・い【理無い】
[形][文]わりな・し[ク]《「割り無い」で、理性や道理では計り知れない意》 1 理屈や分別を超えて親しい。非常に親密である。多く、男女関係についていう。「いつしか—・い仲になる」 2 道理に合...
わる‐あがき【悪足掻き】
[名](スル) 1 してもしかたのないことをあせってあれこれと試みること。「今さら—してもしかたがない」 2 ひどいいたずら。悪ふざけ。「根からが優しい質(うま)れと見えてついぞ—したことなく」...
わるい‐ざいこ【悪い在庫】
会社が抱える在庫のうち、過剰に仕入れすぎた品やデッドストックなど、今後の需要が見込まれないものをいう。→良い在庫
我(われ)か
1 自分のことか。「秋の野に人松虫の声すなり—と行きていざとぶらはむ」〈古今・秋上〉 2 「我か人か」の略。「いとどなよなよと—のけしきにて臥したれば」〈源・桐壺〉
我(われ)か人(ひと)か
自分なのか他人なのか判然としないさま。自分を失っているさま。「あまびこのおとづれじとぞ今は思ふ—と身をたどる世に」〈古今・雑下〉
われ‐から【我から】
[副] 1 自分から。また、自分自身が原因で。和歌では多く「破殻(われから)」と掛け詞で用いられた。「—進んで話す」「海人の刈る藻に住む虫の—と音(ね)をこそ泣かめ世をば恨みじ」〈古今・恋五〉 ...
我(われ)とはなしに
自分と同じ身の上ではないのに。「ほととぎす—卯の花のうき世の中になきわたるらむ」〈古今・夏〉