じ‐ぶつ【持仏】
守り本尊として居間に安置したり、身につけたりして常に信仰する仏像。念持仏。
じゃんがら‐ねんぶつ【じゃんがら念仏】
福島県いわき市付近一帯で、8月15日ごろに行われる民俗芸能。念仏踊りの一種で、腰につけた太鼓を打つ数人を中にして、鉦(かね)を打つ数人が円陣をつくって踊る。
じゅうさん‐ぶつ【十三仏】
年忌追善に際し、初七日から三十三回忌までの13回に配当して供養する仏・菩薩(ぼさつ)。南北朝時代に成立した信仰。
じゅうにこう‐ぶつ【十二光仏】
十二光をもつ阿弥陀仏の異称。無量光仏。
じゅ‐ぶつ【儒仏】
儒教と仏教。「—の道」
じょう‐ねんぶつ【常念仏】
1 絶え間なく念仏を唱えること。また、その念仏。不断念仏。 2 一定の期間を定め、念仏法要を営むこと。また、その念仏。不断念仏。 3 歌舞伎下座音楽の一。心中・道行きなどの寂しい場面に用いる、鉦...
じょう‐ぶつ【成仏】
[名](スル)仏語。 1 煩悩(ぼんのう)を断ち、無上の悟りを開くこと。 2 死んで、この世に未練を残さず仏となること。また、死ぬこと。「安らかに—する」
じりき‐ねんぶつ【自力念仏】
仏語。阿弥陀仏の本願の力によらず、自分の力で往生を遂げようという心で唱える念仏。⇔他力念仏。
すぎ‐ぼとけ【杉仏】
杉の葉の付いた塔婆(とうば)。最後の年忌である三十三回忌または五十回忌に、墓場に立てる。葉付き塔婆。梢(うれ)付き塔婆。
すり‐ぼとけ【摺り仏】
死者に対する供養や、病気の平癒などを願って、仏・菩薩(ぼさつ)などの図像を紙や布に刷ったもの。日本では平安末期から流行した。