たち‐ぬい【裁（ち）縫い】
［名］(スル)布を裁って縫うこと。衣服などを仕立てること。針仕事。さいほう。「夜鍋仕事に—する」
たち‐まえ【立（ち）前】
１ 旅に立つ前。出発する前。 ２ 仕事に対する報酬。かせぎ。日当。「その日の—を此方(こっち)へちゃくぶくして」〈魯文・安愚楽鍋〉
たっつけ‐ばかま【裁っ着け袴】
袴の一。ひざから下を細くし、下部を脚絆(きゃはん)のように仕立てたもの。もと、多く武士の旅行用、のちに行商人・農民の仕事着として用いた。現在では、相撲の呼び出しが用いている。伊賀袴。
たて‐こ・む【立（て）込む】
［動マ五（四）］ １ 1か所に多くの人が集まって混雑する。込み合う。「売り場に客が—・む」 ２ 仕事や用件が一時に多く重なる。「仕事が—・んで休日もとれない」 
［動マ下二］「たてこめる」の文語形。
たて‐もの【建物】
人が住んだり、物を入れたり、仕事をしたりするために建てたもの。建築物。
た‐まい【田舞／田儛】
五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈念して行われた古代儀式舞踊。民間の田仕事での歌舞が、宮廷に入って儀式化したもの。大嘗祭(だいじょうさい)のとき、主基(すき)方の人が奏したほか、伊勢・春日(かすが...
たましい【魂／魄】
１ 生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられるもの。古来、肉体を離れても存在し、不滅のものと信じられてきた。霊魂。たま。「—が抜けたようになる」「仏作って—入れず」 ２ 心の活力...
堪(たま)ら◦ない
１ その状態を保てない。「そんなに乱暴に着たら服が—◦ない」 ２ 感情などをがまんできない。「腹がへって—◦ない」「友だちに会いたくて—◦ない」 ３ この上なくよい。なんともいえないほどいい。「...
たま・る【溜まる】
［動ラ五（四）］ １ 物事が少しずつ積もり集まって多くなる。1か所に集まってとどまる。「ごみが—・る」「水が—・る」「耳垢(みみあか)が—・る」「ストレスが—・る」 ２ （「貯まる」とも書く）た...
ため‐に【為に】
［接］前に述べた事柄が原因であることを表す語。それゆえに。それで。「却ってそういう私自身の不幸をあてにして仕事をしに来た私は、—困惑したほどであった」〈堀辰雄・美しい村〉
