し‐お・く【為置く/仕置く】
[動カ四] 1 処置する。しておく。「あるべき事どもなど—・かせ給ひけり」〈栄花・布引の滝〉 2 処罰する。こらしめる。「其場にて四人の侍を—・きし折柄」〈伎・小袖曽我〉
し‐おくり【仕送り】
[名](スル)生活・勉学を援助するため金品を送ること。また、その金品。「母へ—する」
し‐おく・る【仕送る】
[動ラ五(四)]生活・勉学を援助するため金品を送る。仕送りをする。「先生のお宅にいることになれば、着物や何かも—・ってくれますの」〈秋声・仮装人物〉
し‐おさめ【仕納め】
それをして終わりとすること。仕事・行動などの最後としてすること。「今年の仕事の—」「スキーの—」
し‐おち【仕落ち/為落ち】
当然すべきことを不注意でしないこと。手落ち。手抜かり。しおとし。「—のないように注意する」
し‐かえし【仕返し】
[名](スル) 1 仕返すこと。やりなおし。 2 報復すること。復讐(ふくしゅう)。「踏まれた—にけとばした」
し‐かえ・す【仕返す】
[動サ五(四)] 1 やりなおしをする。改めて行う。しなおす。「同じ作業を—・す」 2 返報する。報復する。「向うの奴が漢語か何かで冷語(ひやかし)でも言ったら、此方も漢語で—・しておくれ」〈一...
し‐か・える【仕替える】
[動ア下一][文]しか・ふ[ハ下二] 1 やりなおす。取り替える。「枕を窮屈で無い様に—・えると」〈小杉天外・はやり唄〉 2 江戸時代、遊女が、勤めている場所を替える。「其の上此の廓(くるわ)へ...
し‐かかり【仕掛(か)り/仕懸(か)り】
1 仕事に手をつけはじめること。 2 仕事に手をつけて、まだ終わらずにいること。
しかかり‐ひん【仕掛(か)り品】
製造工程の途中にあり、まだ製品・半製品に至らない、加工中のもの。仕掛け品。「—勘定」