あい‐し【相仕/相衆】
1 一緒に仕事をする者。「九右衛門、—ら招き寄せ、小声になって」〈浄・博多小女郎〉 2 組になって客に呼ばれる芸者。特に、江戸新吉原で、二人一組で客の席に出る芸者が互いに相手のことをこう呼んだ。
うえ‐ぞうし【上雑仕】
「うえのぞうし」に同じ。「—、童(わらは)べども」〈能因本枕・九六〉
うえ‐の‐ぞうし【上の雑仕】
女御(にょうご)の入内(じゅだい)や五節(ごせち)などのとき、宮中に臨時に置かれて雑用を務めた女官。うえぞうし。「—、人のもとなる童(わらはべ)も」〈枕・九二〉
おき‐なかし【沖仲仕】
船舶内で貨物の積み降ろし作業に従事する港湾労働者。船内荷役(にやく)作業員。
かん‐し【官仕】
官吏になること。仕官。
きゅう‐じ【宮仕】
宮中や貴人に仕えること。「—暇なくて日数を送り、家に帰らず候」〈曽我・五〉
きゅう‐じ【給仕】
[名](スル) 1 食事の席にいて世話をすること。また、その人。「家族の夕飯を—する」 2 もと、官庁や会社などで、雑用をした人。
きょう‐し【強仕】
《「礼記」曲礼上の「四十を強と曰(い)う、すなわち仕う」から》40歳のこと。不惑。
きん‐し【勤仕】
[名](スル)《「きんじ」とも》職務・役目をつとめ、つかえること。ごんし。「宮中に—する」
ごん‐し【勤仕】
⇒きんし(勤仕)