お‐きづき【御気付き】
相手が気付くことを敬っていう語。「—の点はお申しつけください」
おざ‐つき【御座付き】
芸者が宴席に呼ばれて、最初に三味線を弾いて祝儀の歌をうたうこと。また、その歌。「—一つ弾けぬ芸妓(げいこ)」〈鏡花・歌行灯〉
お‐すみつき【御墨付き】
1 室町・江戸時代、幕府や大名から、後日の証拠として臣下に与えた花押(かおう)のある文書。 2 権力・権威のある人の与える保証。「公認の—をもらう」
おそば‐づき【御側付き】
貴人・主君のそばに仕えること。また、その人。
お‐ちかづき【御近付き】
「近付き」に同じ。「—になれて光栄です」
おち‐つき【落(ち)着き/落(ち)付き】
1 気持ちや態度が物事に動じないで、安定した状態にあること。また、そのような状態・態度。平静さ。「—がない子供」「—を取り戻す」 2 動いていた物事が安定した状態になること。「相場の—を待つ」「...
おちょう‐つき【御帳付き】
御帳1に名前が記載された者。前科者。
お‐つき【御付き】
身分の高い人のそばについていて、その世話をする役。また、その人。おとも。
お‐てつき【御手付き】
「手付き2・3」に同じ。
おもい‐つき【思い付き】
1 思いついたこと。ふと浮かんだ考え。「なかなかいい—だ」「—で行動されては迷惑だ」 2 いい考え。おもしろい着想。「お前の言って来て呉れた下宿屋は至極—だと思う」〈虚子・続俳諧師〉