こつ‐がい【乞丐】
物乞いをすること。また、その人。こじき。乞丐人。「父母(ぶも)ありしかども皆死にて相知れる人もなし。然(さ)れば寄り付く方なくて、かかる—をばするなり」〈今昔・二・二四〉
こてい‐きゃく【固定客】
その商品やサービスなどを定期的・長期的に購入する客。常連。お得意さん。「—が付く」「—をつかむ」
こと
[終助]《形式名詞「こと」から》活用語の連体形に付く。ただし、形容動詞・助動詞「だ」には終止形にも付く。 1 感動を表す。「まあ、きれいに咲いた—」「大変な人出だ—」 2 質問の意を表す。「お変...
ことり‐づかい【部領使】
1 「部領(ことり)1」に同じ。 2 防人(さきもり)の交替にあたり、東国の防人を筑紫まで引率する使い。防人部領使。「防人—遠江国の史生(ししゃう)坂本朝臣人上」〈万・四三二七・左注〉 3 相撲...
こま‐ず・ける
[動カ下一][文]こまづ・く[カ下二]手なずける。懐柔する。「—・けられず立ち去らず、取り付く虫の弁長や」〈浄・八百屋お七〉
コレステロールエステルてんそう‐たんぱくしつ【コレステロールエステル転送蛋白質】
HDL(高比重リポたんぱく質)と複合したコレステロールをLDL(低比重リポたんぱく質)に受けわたす役割をもつたんぱく質。血液中でHDLやLDLの量や質を調整していると考えられている。CEPT(c...
こんごう‐ばん【金剛盤】
密教の法具の一。修法のときに、金剛鈴(れい)と3種の金剛杵(しょ)を置く台。金銅製で、蓮華をかたどった三角形をなし、下に三脚が付く。
ご【御】
[名] 1 《「御前(ごぜん)」の略か》貴婦人に付ける敬称。格助詞「の」を介して、呼び名に付ける。「伊勢の—もかくこそありけめと」〈源・総角〉 2 (「御達(ごたち)」の形で)婦人や上級の女房...
ごせち‐の‐わらわ【五節の童女】
五節の舞姫に付き従う童女。舞姫一人に二人ずつ付く。
ご・つ
[動タ下二]《「こと(言・事)す」の音変化とも、「こと(言・事)」を活用させたものともいう》ものを言う。「帝(みかど)の御口づから—・て給へるなり」〈源・東屋〉 [接尾]《動詞四段型活用》名...