うち‐つ・ける【打(ち)付ける】
[動カ下一][文]うちつ・く[カ下二] 1 釘(くぎ)などで打って、取り付ける。「雨戸に板を—・ける」 2 強く打つ。ぶっつける。「鴨居(かもい)に頭を—・ける」 3 火打ち石を打って火をつける...
うちのり‐なげし【内法長押】
鴨居の真上に取り付けた長押。
う・つ【棄つ】
[動タ下二]捨てる。多く他の動詞に付けて用いられる。「此の子は葦船に入れて流し—・てき」〈記・上〉 「俄(には)かに親この女を追ひ—・つ」〈伊勢・四〇〉
うで‐ぎ【腕木】
1 垂木(たるき)・庇(ひさし)などを支えるために、柱または梁(はり)などから横に突き出させた横木。 2 電柱などに電線を支えるために取り付けた横木。うで。
うな‐つき【項着き/頸着き】
子供の後ろ髪の先が襟首のあたりにつくくらいになっていること。また、そのころの年齢。「—の童髪(わらはがみ)には結ひ幡(はた)の袖付け衣着し我を」〈万・三七九一〉 [補説]一説に、用例中の原表記「...
うのけ‐どおし【兎の毛通し】
唐破風(からはふ)の中央に取り付ける懸魚(げぎょ)。
うぶ【初/初心/産/生】
[名・形動] 1 (初・初心)世間ずれがしていないこと。ういういしいこと。また、そのさま。「そのまま信じるほど—ではない」 2 (初・初心)まだ男女の情を解しないさま。「—な娘」 3 (産・生)...
うま‐じもの【馬じもの】
《「じもの」は接尾語》(副詞的に用いて)馬のように。「—縄取り付け鹿(しし)じもの弓矢囲(かく)みて」〈万・一〇一九〉
うら‐さく【裏作】
主目的とする作物を収穫したあと、次の作付けまでの期間を利用して他の作物を栽培すること。また、その作物。稲のあとに麦を植えるなど。後作(あとさく)。⇔表作。→二毛作
うらじろ‐がし【裏白樫】
ブナ科の常緑高木。本州中部以南の山地に自生。葉は長楕円形で、先半分の縁に鋭いぎざぎざがあり、裏面は蝋(ろう)で覆われ白い。5月ごろ、新しい枝の付け根に黄色の雄花が垂れてつき、雌花は葉の付け根につ...