すいちょく‐びよく【垂直尾翼】
航空機の胴体後部または水平尾翼の付近に、ほぼ垂直に取り付けられ、方向の安定を与える翼。垂直安定板と方向舵(だ)とからなる。
スウェーデン‐もん【スウェーデン門】
《Zviedru vārti》ラトビアの首都リガの旧市街に中世以来唯一残る城門。名称は、かつて付近にスウェーデン兵の兵舎があったことにちなむ。
スエット【suet】
牛や羊などの、腰や腎臓付近の堅い脂肪。
すえ‐の‐まつやま【末の松山】
陸奥(みちのく)の古地名。岩手県二戸(にのへ)郡一戸(いちのへ)町にある浪打峠とも、宮城県多賀城市八幡の末の松山八幡宮付近ともいわれる。[歌枕]「きみをおきてあだし心をわがもたば—浪もこえなむ」...
すぎ‐のり【杉海苔】
スギノリ科の紅藻。干潮線付近の岩上につき、長さ5〜12センチ。不規則に多くの枝に分かれ、先はとがる。糊(のり)や寒天の原料にする。
スクル【Sukur】
ナイジェリア北東部、カメルーンとの国境付近のアダマワ高原にある小集落。一帯は古くから鉄の産地として知られ、製鉄所のほか、丘の上にはヒデと呼ばれる首長の宮殿などの遺構が残り、1999年「スクルの文...
スケーリー‐フット【scaly-foot】
《scalyは「鱗(うろこ)に覆われた」の意》インド洋深海の熱水噴出孔付近で2001年に発見された巻き貝の俗称。腕足の表面が、硫化鉄でできた鱗状の薄片で覆われている。うろこふねたまがい。学名、(...
すずか‐がわ【鈴鹿川】
三重県北部を流れる川。鈴鹿山脈南端の鈴鹿峠付近に源を発して東流し、亀山市・鈴鹿市を経て四日市市南端で伊勢湾に注ぐ。長さ41キロ。
すずか‐まごうた【鈴鹿馬子唄】
三重県の民謡で、鈴鹿市付近の馬子唄。関の小万・丹波与作の伝説にまつわる流行歌が、鈴鹿峠越えの馬子たちによってうたわれたもの。
すずか‐やま【鈴鹿山】
鈴鹿峠・鈴鹿の関付近の山。[歌枕]「世にふればまたも越えけり—昔の今になるにやあるらむ」〈拾遺・雑上〉