せん‐やく【仙薬】
1 飲むと不老不死の仙人になるという薬。 2 非常によく効く薬。霊薬。
そう‐しゅう【滄州】
1 青々とした水に囲まれた州浜。人里を離れた水辺。 2 仙人や隠者の住んでいる所。
たく‐せん【謫仙】
天上界から罪によって人間界に追放されたという仙人。脱俗した人や、非凡な才能の持ち主、大詩人などのたとえにいう。
裁(た)ち縫(ぬ)わぬ衣(きぬ)着(き)る人(ひと)
《縫った布の衣服を着ないで、木の葉などを着る人の意》仙人のこと。
だい‐せん【大仙】
《「たいせん」とも》 1 偉大な仙人。また、仙人のように俗世間を超えた境界にあるすぐれて尊い人。大仙人。 2 如来(にょらい)の異称。
ちょう‐か【張果】
中国、唐代の仙人。尭(ぎょう)の世に生まれたと称し、恒州中条山に隠居。白い驢(ろ)に乗って日に数万里を行き、休息する時はその驢を腰の瓢に収め、行く時はその瓢の水を噴くとたちまち驢が現れたという。...
ちん‐れい【椿嶺】
中国の伝説で、仙人が住むという想像上の山。「共に—の陰にも寄り、遠く花山の跡をも追はばや」〈太平記・三〇〉
つう【通】
[名・形動] 1 ある領域の趣味・道楽について精通していること。特に花柳界の内情に詳しいこと。また、その人や、そのさま。「芝居の—だ」「相撲—」 2 人情に通じ、人柄がさばけていること。特に、...
てん‐せん【天仙】
天上の仙人。神仙。
とう‐せん【登仙】
1 天に登って仙人となること。また、仙人。「羽化—」 2 貴人、特に天子を敬って、その死をいう語。〈運歩色葉〉