うち‐つ‐くに【内つ国】
1 都のある国。大和国。「東のかた胆駒(いこま)の山を踰(こ)えて、—に入らむと欲す」〈神武紀〉 2 都に近い地方。近畿地方。畿内。「北は近江の狭々波の合坂山(あふさかやま)より以来を—とす」〈...
うちゅう‐の‐はれあがり【宇宙の晴(れ)上(が)り】
ビッグバン以来、膨張を続ける宇宙の歴史において、電磁波が初めて自由に伝播できるようになった時期、またはその現象。超高温・高密度の状態で始まった宇宙は膨張に伴い平均温度が下がり、約3000〜400...
うなぎ【鰻】
1 ウナギ目ウナギ科の魚。体は円筒形で細長く、腹びれがない。体表は粘液で覆われぬるぬるしている。夜行性。深海で産卵し、稚魚は回遊しながら柳葉状のレプトセファルス幼生期を経てシラスウナギとなり、淡...
ウラウン‐さん【ウラウン山】
《Ulawun》パプアニューギニア、ニューギニア島東部の火山。標高2334メートル。18世紀以来、20回以上の噴火が記録されている。端正な姿をした成層火山であり、ラバウル富士と呼ばれた。
ウラルアルタイ‐ごぞく【ウラルアルタイ語族】
《Ural-Altaic》ウラル語族とアルタイ諸語は同系統であろうという仮定に立った両者の総称。19世紀以来この説は繰り返されているが、まだ証明されるには至っていない。
えいらく‐やき【永楽焼】
京焼の一。永楽家が代々産した陶器。江戸時代に始まり、11代保全のとき以来、永楽を名のる。赤絵・金襴手(きんらんで)などが特色。
エゲル‐だいせいどう【エゲル大聖堂】
《Egri főszékesegyház》ハンガリー北東部の都市エゲルにある大聖堂。11世紀以来、司教座が置かれていたが、オスマン帝国の攻撃により破壊。19世紀に建築家ヒルド=ヨージェフの設計に...
エチオピア【Ethiopia】
アフリカ北東部の国。正称、エチオピア連邦民主共和国。首都アジスアベバ。国土の大部分は高原地帯で、ナイル川水源をなす。コーヒーの栽培や牧畜が盛ん。アフリカ最古の独立国で、紀元前10世紀から王国が成...
えど【江戸】
現在の東京都千代田区を中心とする地域。古くは武蔵(むさし)国豊島郡の一部であったが、平安末期、秩父(ちちぶ)平氏の一族江戸氏が今の皇居の地に居館を造り、室町時代、上杉氏の将太田道灌(おおた...
えどっ‐こ【江戸っ子/江戸っ児】
1 江戸で生まれ江戸で育った人。また、現在では、父祖以来東京、特にその下町に住んでいる人についてもいう。いなせで、さっぱりとした気風や、歯切れがよく、銭遣いがきれいで、反面、浅慮で、けんかっぱや...