えど‐みそ【江戸味噌】
江戸時代以来、東京で製造される味噌。米こうじを使い、甘味噌に属する。
えなんじ【淮南子】
中国、前漢時代の哲学書。21編。淮南(わいなん)王劉安(りゅうあん)が編纂(へんさん)させた「鴻烈(こうれつ)」の現存する部分。道家思想を基礎に周末以来の諸家の説を取り入れ、治乱興亡・逸事などを...
エルツ‐じょう【エルツ城】
《Burg Eltz》ドイツ西部、ラインラント‐プファルツ州の都市、コブレンツの近郊にある城。モーゼル川の支流、エルツ川沿いの山中に位置する。12世紀の建造以来、破壊や消失を免れ、創建当時のロマ...
えんかい‐ちほう【沿海地方】
ロシア連邦、シベリア南東端の地方。ロシア帝国以来の沿海州がソ連時代の1938年に分割された南部地域。日本海に面し、中心都市はウラジオストク。鉛・亜鉛など地下資源に富み、林業・水産業も盛ん。プリモ...
おうごん‐ひ【黄金比】
線分を一点で分けるとき、長い部分と短い部分との比が、全体と長い部分との比に等しいような比率。1対1.618をいう。古代ギリシャでの発見以来、人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、美術的要素の...
おうみ‐しょうにん【近江商人】
近江出身の商人。商売がうまく、江戸初期以来、伊勢出身の商人とともに成功者を多く出した。江商(ごうしょう)。おうみあきんど。
おうめ【青梅】
東京都北西部の市。多摩川の谷口集落、青梅街道の宿駅として発展。戦前まで青梅縞の産地。御岳(みたけ)渓流は江戸以来の上水道源。人口13.9万(2010)。
おおくにぬし‐の‐みこと【大国主命】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子、または6世の孫とされ、出雲大社の祭神。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行ったが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上し...
おかや【岡谷】
長野県中部の市。諏訪(すわ)湖北西岸にある。明治以来製糸業の中心地として発展し、第二次大戦後から精密機械工業が盛ん。人口5.3万(2010)。
おきなぐさ【翁草】
江戸中期の随筆。200巻。神沢貞幹著。初めの100巻は明和9年(1772)成立、のち100巻を加えたが天明8年(1788)大半を焼失、再び編述したもの。明治38年(1905)全巻を刊行。中古以来...