いろは‐たんか【伊呂波短歌】
いろは47文字と、「京」の字をそれぞれ語頭に置いた、子供の教訓用のたとえ歌。「犬も歩けば棒にあたる」「論より証拠」など。いろはうた。いろはたとえ。
いろは‐ぢゃや【伊呂波茶屋】
1 江戸時代、大坂道頓堀に、48軒あった芝居茶屋。 2 江戸時代、江戸谷中の感応寺の門前にあった私娼街。47軒あったからとも、いろはの文字をのれんに染め出したからともいう。
いろは‐づけ【伊呂波付け】
いろは順に番号をつけること。いろは番付。「—の引き出しに」〈浮・永代蔵・一〉
いろは‐の‐い【伊呂波の伊】
《手習いの最初に習う「いろは」の一字目であるところから》学問や芸事などの初歩。物事の第一段階。手始め。
いろは‐ぶね【伊呂波船】
江戸時代、同型の船を区別するため、「いろは」の文字を帆柱や艫(とも)などに記していたもの。
いろは‐もみじ【伊呂波紅葉】
⇒伊呂波楓(いろはかえで)
いろは‐れんが【伊呂波連歌】
連歌の作り方の一。いろは47文字を順に句頭に置いて作るもの。