ふく‐せん【伏線】
1 小説や戯曲などで、のちの展開に備えてそれに関連した事柄を前のほうでほのめかしておくこと。また、その事柄。「主人公の行動に—を敷く」 2 あとのことがうまくゆくように、前もってそれとなく用意し...
ふく‐ぜい【伏勢】
敵を待ち伏せして、あらかじめひそませておく軍勢。伏兵。ふせぜい。
ふく‐そう【伏奏】
[名](スル)天子の御前にひれ伏して奏上すること。
ふく‐はい【伏拝】
[名](スル)ひれ伏して拝むこと。
ふく‐ばち【伏鉢/覆鉢】
相輪(そうりん)などの露盤上にある、鉢を伏せたような形のもの。その上に請花(うけばな)・九輪(くりん)などをのせる。
ふく‐へい【伏兵】
1 敵の不意を襲うために待ち伏せしている軍勢。 2 予期しないときに現れ、たちはだかる人物や障害。「悪天候という—にあう」
ふくま‐でん【伏魔殿】
1 魔物のひそんでいる殿堂。 2 見かけとは裏腹に、かげでは陰謀・悪事などが絶えず企(たくら)まれている所。「政界の—」
ふく‐りゅう【伏流】
[名](スル) 1 地上の流水が、ある区間だけ地下を流れること。また、その流水。扇状地や火山灰地などに多い。 2 物事の基底に、ある内容や動きが存在すること。また、そのもの。
ふく‐りょう【伏竜】
1 池の中にひそみ昇天の時機を待っている竜。 2 世間に知られていないすぐれた人物のたとえ。
ふくりょう‐ほうすう【伏竜鳳雛】
《「蜀志」諸葛亮伝注から》池の中に潜んでいる竜と、鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)。三国時代、司馬徽(しばき)は、蜀の諸葛亮をさして伏竜に、龐士元(ほうしげん)をさして鳳雛と評した。転じて、世間に知...