でん‐どう【伝導】
[名](スル) 1 伝え導くこと。 2 熱や電気が物体内を移動する現象。→熱伝導 →電気伝導 3 生物学で、興奮が同一細胞内に伝わっていくこと。神経や筋肉では活動電流によって伝わる。興奮伝導。
でんどう‐かねつ【伝導加熱】
加熱源が被加熱物を熱伝導で加熱すること。熱伝導加熱。
でんどう‐かねつ【伝導過熱】
不燃物などで遮蔽しているにも関わらず、加熱源からの放射熱が不燃物を加熱し、その背後の可燃物に熱伝導で伝わり、出火原因となること。
でんどう‐たい【伝導体】
⇒導体
でんどう‐たい【伝導帯】
結晶のバンド構造の中で、電気伝導に寄与する自由電子がとるエネルギー帯。絶縁体、半導体いずれの場合でも、通常は電子が存在しない空の状態であり、禁制帯のエネルギー幅を超えて価電子帯の電子が励起される...
でんどう‐でんし【伝導電子】
金属や半導体中で、電位差によって移動し、電気を伝導する自由電子。
でんどう‐でんねつ【伝導伝熱】
⇒熱伝導
でんどう‐でんりゅう【伝導電流】
導体や半導体内、または真空中において、自由電子が電界の力を受けて移動することにより生じる電流。
でんどう‐ど【伝導度】
伝導率。導体の熱や電気の伝えやすさを表す度合い。熱の場合は熱伝導率、電気の場合は電気伝導率という。
でんどう‐りつ【伝導率】
導体の、熱や電気の伝えやすさを表す度合い。伝導度。