のう‐ない【脳内】
1 脳の内部。「—伝達物質」 2 頭の中で自由に思い描くこと。妄想すること。「—恋愛」「—補完」
のうゆらい‐しんけいえいよういんし【脳由来神経栄養因子】
神経栄養因子の一。アミノ酸が連なった液性たんぱく質で、二量体として、主に脳内に広く存在する。神経成長因子(NGF)と同じく、神経細胞の生存維持のほか、神経突起の伸長や神経伝達物質の合成を促進する...
ノッチ‐シグナル【notch signal】
細胞の分化・増殖を制御するために細胞間でやり取りされるシグナル。またその情報伝達経路。幹細胞の分化の重要な制御因子となる。→ノッチ受容体
ノッチ‐じゅようたい【ノッチ受容体】
《ノッチはnotch》生物の発生や細胞の分化に関係する細胞間情報伝達に重要な役割を果たす膜たんぱく質の一。ガンマセクレターゼなどのたんぱく質分解酵素によって切断され、細胞核内に遊離して、遺伝子の...
ノルアドレナリン【noradrenaline】
副腎髄質(ふくじんずいしつ)や交感神経末端から放出される物質。アドレナリンの前駆体で、神経伝達物質として働き、末梢血管を収縮させ、血圧を上昇させる。ノルエピネフリン。
ノンバーバル‐コミュニケーション【non-verbal communication】
言葉を用いないコミュニケーションの総称。写真・イラストレーションからジェスチャーや音楽まで、さまざまな伝達方法がある。
ばい‐たい【媒体】
1 一方から他方へ伝えるためのなかだちとなるもの。 ㋐伝達などの手段。「宣伝広告の—」 ㋑伝染病などを媒介するもの。「風土病の—となる生物」 2 媒質(ばいしつ)となる物体。
パラランゲージ【paralanguage】
話し手から聞き手に伝達される情報のうち、言語以外の情報。話すときの声の強弱や高低、イントネーション、身振りなど。パラ言語。
ヒス‐そく【ヒス束】
心房と心室を結ぶ特殊な心筋線維の束。心臓の刺激伝達系の一部で、房室結節から始まり、心房と心室の境界に位置する線維組織(中心線維体)を貫いて心室中隔の頂上部に達する。名称は発見者であるスイス生まれ...
ひヘムてつ‐たんぱくしつ【非ヘム鉄蛋白質】
鉄原子をヘム基の形で含まない鉄たんぱく質の総称。動物の肝臓・膵臓(すいぞう)などで鉄の吸収と貯蔵に関与するフェリチン、光合成の電子伝達系を担うフェレドキシンが知られる。→ヘムたんぱく質