つた・える【伝える】
[動ア下一][文]つた・ふ[ハ下二] 1 言葉などで知らせる。伝達する。「電話で用件を—・える」「大統領選の速報を外電が—・える」「皆さんにもよろしく—・えて下さい」 2 あるものを受け継いで残...
つたわ・る【伝わる】
[動ラ五(四)] 1 話などが一方から他方へ通じて広がる。情報が人から人へと知らされる。「こちらの意向が先方へ—・る」「避難命令が—・る」「うわさが—・る」 2 昔から受け継がれて、今に至る。代...
つ・つ【伝つ】
[動タ下二]伝える。「春来れば雁帰るなり白雲の道行きぶりにことや—・てまし」〈古今・春上〉
つて【伝】
1 離れている人に音信などを伝える方法・手段。また、仲立ち。「連絡する—がない」 2 自分の希望を達するための手がかり。縁故。てづる。「—を頼って就職する」 3 人の話。人づて。「—に聞く、虎狼...
つて‐こと【伝言/流言】
言い伝える言葉。ことづて。でんごん。また、うわさ。「赤駒のい行きはばかるま葛原(くずはら)何の—直(ただ)にし良(よ)けむ」〈万・三〇六九〉
づたい【伝い】
[語素]《動詞「つた(伝)う」の連用形から》名詞の下に付いて、それを伝わって行く意を表す。「線路—の道」「浜—に行く」
てん【伝/殿/電】
〈伝〉⇒でん 〈殿〉⇒でん 〈電〉⇒でん
てん‐じゅ【転手/点手/伝手】
琵琶・三味線などで、棹(さお)の頭部に横から差し込んである、弦を巻きつける棒。これを手で回して弦の張りを調節する。糸巻き。天柱(てんじ)。転軫(てんじん)。
てん‐そう【伝奏】
[名](スル)《「でんそう」とも》 1 取り次いで奏上すること。 2 平安後期以降の朝廷の職名。親王・摂関家・武家・社寺などの奏請を院や天皇に取り次ぐことをつかさどった。その中でも室町時代以降の...
てんそう‐やしき【伝奏屋敷】
江戸時代、武家伝奏または勅使の宿所として江戸に設けられた邸宅。