ひょうたん‐ぼく【瓢箪木】
スイカズラ科の落葉低木。山地に生え、高さ約1.5メートル。葉は楕円形で対生。初夏、葉の付け根に二つずつ花をつける。花は先が5裂し、白色からのちに黄色に変わる。実は丸く、二つずつ並んで赤く熟し、有...
ヒース【heath】
英国スコットランド地方で、ツツジ科のエリカ属やギョリュウモドキ属の低木の総称。また、それが群生した荒地。中部および北部ヨーロッパに多い。
ビバーナム【viburnum】
レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木。手まり状の丸い白い花をつける。北半球を中心に約200種あるが、園芸ではセイヨウカンボクが最も広く利用され、狭義にはこの種をいう。ウィブルヌム。スノーボール。テ...
びよう‐やなぎ【未央柳/美容柳】
オトギリソウ科の半落葉低木。高さ約1メートル。キンシバイに似るが、葉は長楕円形で先が丸い。夏、黄色い5弁花を開き、多数の長い雄しべが群がり立つ。中国の原産で、庭木などにする。金糸桃(きんしとう)...
ふうりん‐うめもどき【風鈴梅擬】
モチノキ科の落葉低木。山地に自生。ウメモドキに似る。雌雄異株。5月ごろ白色の花が咲き、実が柄の先に風鈴のようにぶら下がる。
フェイジョア【(ラテン)Feijoa】
フトモモ科の常緑低木。南ブラジル・パラグアイ原産。果実は秋に熟し、甘味が強く、強い芳香がある。生食およびジャムにする。スペインの博物学者J.Feijóの名にちなむ。
フクシア【(ラテン)Fuchsia】
1 アカバナ科フクシア属の落葉中低木の総称。葉は楕円形。春から夏、基部が筒状で上部が4裂する萼(がく)をもつ4弁花が垂れ下がって咲き、雄しべ・雌しべとも長く、突き出る。園芸植物とし、花期は春から...
ふじ【藤】
1 マメ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山野に自生し、つるは右巻き。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。5月ごろ、紫色の蝶形の花が総状に垂れ下がって咲く。豆果は秋に暗褐色に熟す。園芸品種が多く、棚作...
ふじ‐うつぎ【藤空木】
ゴマノハグサ科の落葉低木。本州・四国の渓谷などに自生。枝は四角形で稜上に翼がある。葉は細長い卵形。夏、紫色の花が穂状に集まってつき、先が垂れる。全体にサポニンなどを含み、有毒。
ふちべに‐べんけい【縁紅弁慶】
ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物。南アフリカ原産の低木。葉は円形で肉厚。日本では「花月(かげつ)」の名で観葉植物として親しまれ、「成金草」「金のなる木」ともよばれる。