にほんかいがわ‐きこう【日本海側気候】
日本列島の日本海側にみられる、冬は雪が多く、夏は晴天が多い気候。日本海に低気圧が発達するとフェーン現象が起こるなどの特徴がある。日本海岸式気候。→太平洋側気候
ねったい‐じょうらん【熱帯擾乱】
熱帯地方に生じる大気の乱れ。波状になることが多く、熱帯低気圧となって台風やサイクロンにまで発達することがある。
ねったい‐ていきあつ【熱帯低気圧】
熱帯の海洋上で発生する低気圧。等圧線は円形を示し、前線を伴わない。発達したものは激しい暴風雨を伴い、日本付近では最大平均風速が秒速17.2メートル以上のものを台風という。熱低。→台風 →ハリケー...
ねっ‐てい【熱低】
「熱帯低気圧」の略。
ねつてき‐ていきあつ【熱的低気圧】
周囲に比べて高温になる地域で、局地的に発生する低気圧。春から夏にかけて、晴天で日射しの強い日に地表面が加熱される内陸部などでみられる。ヒートロー。サーマルロー。
はっ‐たつ【発達】
[名](スル) 1 からだ・精神などが成長して、より完全な形態や機能をもつようになること。「心身が—する」 2 そのものの機能がより高度に発揮されるようになること。「文明が—する」「交通機関が—...
ハリケーン【hurricane】
大西洋西部のカリブ海・メキシコ湾で発生する、暴風雨を伴う強い熱帯低気圧。最大風速が毎秒33メートル以上のものをいう。
はる‐いちばん【春一番】
立春のころ、その年に初めて吹く強い南風。発達した低気圧が日本海を通るときに吹き、気温が急に上がる。はるいち。《季 春》 [補説]気象庁では、立春(2月4日ごろ)から春分(3月21日ごろ)までの間...
はろう‐とくべつけいほう【波浪特別警報】
特別警報の一。数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により、高波になると予想される場合に発表される。
ばい‐う【梅雨/黴雨】
6月上旬から7月上・中旬にかけて、本州以南から朝鮮半島、揚子江流域に顕著に現れる季節的な雨。梅雨前線上を小低気圧が次々に東進して雨を降らせるもの。入梅の前に走り梅雨(づゆ)の見られることが多く、...