うつり‐す・む【移り住む】
[動マ五(四)]他の土地に住まいを移す。「離島に—・む」
すみ‐す・む【住み住む】
[動マ四]住み続ける。続けて住む。「世の中の繁き仮廬(かりほ)に—・みて至らむ国のたづき知らずも」〈万・三八五〇〉
す・む【住む/棲む/栖む】
[動マ五(四)] 1 家や場所をきめて、常にそこで生活する。居住する。「空気のよい所に—・みたい」「—・む家もない」 2 ある領域に身を置く。生きている。「我々とは別世界に—・んでいる人」 3 ...
ね‐す・む【寝住む】
[動マ四]ずっと一緒に暮らす。「年を経て君をのみこそ—・みつれ異腹(ことはら)にやは子をばうむべき」〈拾遺・物名〉
まとり‐すむ【真鳥住む】
[枕]鷲(わし)が棲(す)んでいたところから、「うなでの社(もり)」にかかる。「—雲梯(うなで)の社の神し知らさむ」〈万・三一〇〇〉
良禽(りょうきん)は木(き)を択(えら)んで棲(す)む
賢い鳥は木を選んで巣をつくる。賢い臣下は君主を選んで仕える。